終日彼

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  • 終日彼は一撃をくらって目がくらんだ男のように仕事に歩きまわっていた。 アンダスン/山屋三郎訳『ワインズバーグ・オハイオ』より引用
  • 言葉に言い現わし難い考えが、かくて終日彼のうちに集まってきた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 終日彼は首をふり、口に何かぶつぶついいながら歩きまわった。 アンダスン/山屋三郎訳『ワインズバーグ・オハイオ』より引用
  • この一種の朗らかさは終日彼から離れなかった。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』より引用
  • 終日彼の態度は不平たらだらだったが、ロード・ジョンがあすは何をなすべきかについて何かいったのが、すっかり頭にきた。 ドイル/延原謙訳『失われた世界』より引用
  • ただ彼の活動的気象は終日彼を書斎にとじこめることを許さず実際の犯罪事件に手を染めさせるに至つた。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • その日終日彼はなんとなく不安な気持であったが、午後おそくに、三人の紳士が会いたいといって待合室に来ていると知らされたときは、どうしてよいやら分からないほど驚いた。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 ボクシング編』より引用
  • あるときには彼女は終日彼とともに部屋にとじこもって、部屋じゅうを歩きまわり、思いだしたように彼のそばへしのびよって、やさしく手で彼に触れてみるのだった。 アンダスン/山屋三郎訳『ワインズバーグ・オハイオ』より引用
  • 終日彼は社会問題を探究していた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 終日彼は町や畑の中をかけまわった。 ヘッセ/高橋健二訳『車輪の下』より引用
  • 終日彼は暖炉の隅の椅子いすにすわり、老人のように背をかがめ、いらだち黙然としていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 終日彼は、陰気にそわそわと小屋のまわりをこそこそ歩いたり、うずくまったりした。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』より引用
  • アンナは終日彼を待っていた。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • わが家へ帰ってからも、終日彼の頭からは、囚人や銃をになった兵隊の姿がはなれないで、えたいの知れぬ心の動乱が、読書や、気分の集中を妨げた。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「六号室」』より引用