細い

全て 形容詞
20,464 の用例 (0.02 秒)
  • とはいっても、普通の人では目が細すぎて開いたように見えないだろう。 沖田雅『先輩とぼく 02』より引用
  • 生活でも何でも男よりは複雑で男の倍も細くくだいて一つ事をして居る。 宮本百合子『芽生』より引用
  • 開くといっても糸のように細い眼だから、瞠ったという印象は与えない。 久生十蘭『魔都』より引用
  • 四人は細い横町を三分の二ほど広い通りの方へ遠ざかったところである。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • 建物のあいだの細い通路を抜けてはじめて、海岸を見渡すことができた。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • すなわち大きな頭部を持ち、それを細い体が重そうに持ちあげているのだ。 海野十三『火星探険』より引用
  • どうか助けて下さいという表情が彼女の細い眼とまゆの間に現われた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 細巻を吸いたいと思ったが、これほど揺れているのではそれもできない。 佐藤大輔『皇国の守護者1 反逆の戦場』より引用
  • そして外に出ると、細い砂利の上を踏みながら入口の方へ歩いて行つた。 南部修太郎『修道院の秋』より引用
  • 姫の指は細くて白くて、しかも通常人の二倍はありそうなほど長かった。 澁澤龍彦『高丘親王航海記』より引用
  • 新しい服がすこし大きいので首が細く見えるのもいかにも進級風景です。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • ほんとうの文字は一つの細い帯のような形で身体を取り巻くだけです。 原田義人『流刑地で』より引用
  • 見えない猫の二本の前足が、細いゴムのバンドでむすんであることだった。 海野十三『透明猫』より引用
  • それからもっと細い蘆を一本とって中に通して、心をきれいに掃除した。 松村みね子『精』より引用
  • 結婚の挨拶状を送り、あとは年始状を交換する程度の関係が細く続いた。 阿刀田高『時のカフェテラス』より引用
  • 背丈も体の細さも城部新十郎とほぼ同じだが、骨は女のように細かった。 峰隆一郎『人斬り弥介』より引用
  • もしその脚が細くて弱いなら、その胴体の力はほとんど何にもならない。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • その門の扉は細く開いていて、ちょうど人一人通り抜けられる位である。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 川を渡ったりしてそろそろのぼりになりかけると、こまかい雨が降って来た。 斎藤茂吉『遍路』より引用
  • 二番目のそれも同じように内部から極彩色の細片のうねりを生じ始めた。 エディングス『ベルガリアード物語5 勝負の終り』より引用
  • 次へ »