紅い色

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  • それもこの頃はめつきりいたづらになり頬にも紅い色が現はれて来た。 田畑修一郎『鳥羽家の子供』より引用
  • 彼らは、今の時期国の外に咲き乱れる、あかい色をした花のことを話していた。 時雨沢恵一『キノの旅 第06巻』より引用
  • 葡萄酒のように紅い色のあとには、雪のように白いものがあった。 姫野カオルコ『バカさゆえ…。』より引用
  • 下にまとっているものの紅い色が、透いて見えるのが、ひどく色っぽい。 南條範夫『山岡鉄舟(二)』より引用
  • 爪の紅い色が、このときほど際立って美しく見えたことはない。 松本清張『球形の荒野 新装版(上)』より引用
  • さらに紅い色のついた風が地上から天へと噴き上げ、人々と騎士たちを街道から遮断した。 菊地秀行『吸血鬼ハンター08 D-薔薇姫』より引用
  • あかい色の感じはこの人からも受け取れるが、こんなになつかしい紅もあるのだったと見えた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 野も山も鮮やかな緑にえたって、つつじの花の色も旅を誘うようにあかい色をしていました。 林芙美子『新生の門』より引用
  • ぼくは、それをあなたとの、日記帳にしようと思っていやらしく、紅い色のものを買ったのです。 田中英光『オリンポスの果実』より引用
  • 乳暈にゆううんあかい色をしていて、乳首がみるみるいちごのようにとがりかけてくる。 南里征典『麻布憂愁夫人』より引用
  • 渓流を超えた向いの山にも紅い色が彩っていた。 松本清張『無宿人別帳』より引用
  • その細い隙から紅い色と日焼けした手がのぞいて、大牙の手の中に革袋をおしつけた。 井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』より引用
  • まへさんのほつぺたのあかいろもこのおばあさんのこゝろざしですよ。 島崎藤村『ふるさと』より引用
  • アルマンの顔は紫がかったあかい色で、精神錯乱さくらんを起こしていた。 デュマ・フィス/石川登志夫訳『椿姫』より引用
  • 夏に引き裂いたような紅い色の花をつける。
  • この紅い色の感じが、この香水の表情とそぐはないから。 大手拓次『「香水の表情」に就いて』より引用
  • 色の白い顔が薄紅い色ににおっているのが、まるで湯気でも立っているようで、いかにもあたたかい感じであった。 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』より引用
  • その紅い色が、ただごとではなかった。 三浦哲郎『真夜中のサーカス』より引用
  • と叔父さんが混返まぜかへすやうな調子で言つて、みんなの前でつたのは変な紅い色の裏地だ。 島崎藤村『出発』より引用
  • 山頂は小ジワがよっていてなぜかあかい色であった。 水上勉『木綿恋い記(上)』より引用
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