精しい

全て 形容詞
118 の用例 (0.00 秒)
  • 金は自分の室へ帰って女と顔をあわせた時、その日のことを精しく話した。 蒲 松齢『五通』より引用
  • 私はこの頃のことを他にもつと精しく語つてくれる人のあることを欲する。 堀辰雄『萩原朔太郎』より引用
  • そういう囚人は土地の様子をくわしく考えているから逃げようとはしない。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • さういふ囚人は土地の様子をくはしく考へてゐるから逃げようとはしない。 森林太郎『樺太脱獄記』より引用
  • 筒見さんはびっくりするほど歌に精しくなっていることが判ったからです。 泡坂妻夫『死者の輪舞』より引用
  • 何故なら、時期が来れば彼自身精しく書くつもりでいる材料だからである。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • くわしくはお目にかかっての事ですが、東京へ出るがよいかと思います。 伊藤左千夫『春の潮』より引用
  • 此の則と云ふことは文語になつて來てから又一層くはしくなるのであります。 森鴎外『仮名遣意見』より引用
  • どうして私に、それを精しく描写するだけの冷静を持つ事が出来よう。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 開けて見ると庚娘の書いた物があって、くわしく復讎ふくしゅうの事情を記してあった。 蒲 松齢『庚娘』より引用
  • 大成はも一度精しいことを訊こうとしたが、老人はもう何もいわなかった。 蒲 松齢『珊瑚』より引用
  • ただ三沢の口からもう少しくわしいところを聞かせてもらいたかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • つまりわれわれの精しい知識はここに由来しているのである。 フロイト/高橋義孝訳『芸術論』より引用
  • この作品についても私はくわしい研究を発表したことがある。 泉鏡花『歌行燈・高野聖』より引用
  • さらに精しく言うと、主演映画四本のうち、一本はこれもおくらになっていた。 泡坂妻夫『亜愛一郎の転倒 (亜愛一郎シリーズ2)』より引用
  • そうして夕刊の方には可なり精しく、家族の談話までも載せてあった。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • それにあなたは世間の事をよく御承知で、法律にもお精しいことを承知いたしています。 森鴎外『田舎』より引用
  • 鈴木は亜から精しくき出そうとしていた事件に、ほとんど興味を失っていたのだ。 泡坂妻夫『亜愛一郎の転倒 (亜愛一郎シリーズ2)』より引用
  • そうして夕刊の方にはかなり精しく、家族の談話までも載せてあった。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • これまでのところでは、履歴もくわしくはおおやけにせられていないのですから。 リルケ・ライネル・マリア『家常茶飯 附・現代思想』より引用
  • 次へ »

精しい の使われ方