立つ

全て 動詞
33,579 の用例 (0.02 秒)
  • 全く死んだ妻の事をあれこれと批評されるほど腹の立つことはなかった。 大倉燁子『消えた霊媒女』より引用
  • 同じ服装の三人の長マントの男が、すぐ自分の後に立っていたのだから。 海野十三『火星兵団』より引用
  • 何小二はその胡麻の中に立っている、自分や兄弟たちの姿を探して見た。 芥川竜之介『首が落ちた話』より引用
  • 黒い苫船の中に立っているのはいうまでもなく村の物持の家族であった。 魯迅『村芝居』より引用
  • フランスの青年の先頭に立とうとすれば、それ以外のものが必要なのだ。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • そのうちに僕はすぐ目の前にさざ波のきらきら立っているのを見つけた。 芥川竜之介『海のほとり』より引用
  • さざ波一つ立たない池に映った丘の森の色もまたなく美しいものである。 寺田寅彦『写生紀行』より引用
  • と、其処にも男湯の方を覗き込んでいる近所の若衆が二三人立っていた。 海野十三『電気風呂の怪死事件』より引用
  • それで或る日思ひ立つたやうに私の父の家に行つて見ると云ひ出したのです。 犬養健『亜剌比亜人エルアフイ』より引用
  • 四五間さきの所に、美しく立って、同じ方をながめていた、あれでしょう。 泉鏡花『南地心中』より引用
  • 父の病にたおれたのは、それから数日立つか立たないうちだったのである。 堀辰雄『花を持てる女』より引用
  • その小さな男が、足に一メートル位もある高い棒をつけて立っているのだ。 海野十三『少年探偵長』より引用
  • お前が岡の上に立つてゐる中に、雲はお前の頭の上を通り越して行くよ。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 停車場の赤い柱の前に立って、電車を待っているうちも、気が気でない。 芥川竜之介『父』より引用
  • 夏のはじめに、でもまだ綿入を着たなりで、京都へ立って行ったんです。 泉鏡花『吉原新話』より引用
  • 然しまた夜は彼等の敵が、眼の前に立つてゐるといふ危険がそれに伴ふ。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-15』より引用
  • 同じ無職の人間が口をきいていると思やあ腹も立とうが、そうじゃねえ。 三好十郎『斬られの仙太』より引用
  • そりゃあ君、何の役にも立たないってことだって二十回に一回はあるさ。 直木三十五『青玉の十字架』より引用
  • その人に、田中が宗教は自分には出来ぬから、将来文学で立とうと思う。 田山花袋『蒲団』より引用
  • 次郎が立とうとすると、姫は引きとめるようにその細い手を前に出した。 福永武彦『風のかたみ』より引用
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