立ちすくむ

全て 動詞
451 の用例 (0.00 秒)
  • かれは無防備のままこの奇妙な光を全身に浴びて立ちすくんでしまった。 ムーア『暗黒界の妖精―ノースウェスト・スミス』より引用
  • 戸をあけて入って来た一人の侍が、この光景を見て立ちすくんだのだ。 山田風太郎『姦の忍法帖』より引用
  • 一瞬、二人ともが目の前にしている状況を理解できずに立ちすくんだ。 山藍紫姫子『アレキサンドライト』より引用
  • 頼子はいまにも泣きだしそうな顔をして道の中央に立ちすくんでいる。 森村誠一『野性の証明』より引用
  • そうやって僕もまた雑踏という名前の風景を作りながら立ちすくんでいた。 大崎善生『パイロットフィッシュ』より引用
  • その声は聞えたが、こんどはおことの方が立ちすくんだままもがいている。 山田風太郎『秘戯書争奪』より引用
  • しかしいつまでも郵便ボックスの前に立ちすくんでいるわけにはいかない。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 部屋の外でおまつが立ちすくむようにして泣いているのを、二人は知らない。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • そのとき、熱のある訴えるような声が、彼女をその場に立ちすくませた。 ケッセル/堀口大學訳『昼顔』より引用
  • 黄はいそいで飛んで来ましたが、娘の姿を見て立ちすくんでしまいました。 大倉燁子『妖影』より引用
  • 町長が武器を手にして立ちすくむすぐ前に、別の作業員が立っていた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター04 D-死街譚』より引用
  • 暗がりに背丈が三十センチほどの老婆が立ちすくんで私を見上げていた。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • 凍りついたように立ちすくみながら、藤村は男の次の言葉を待っていた。 山田正紀『崑崙遊撃隊』より引用
  • 私たちは釘付くぎづけにされたように、その場に立ちすくんでしまったのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル07 夜歩く』より引用
  • いつもの機敏さをどこかに忘れてきたように、立ちすくんで見ていた。 若竹七海『依頼人は死んだ』より引用
  • ほぼ同じころ郡陽子は、自分の部屋の中で蒼白そうはくになって立ちすくんでいた。 森村誠一『人間の証明』より引用
  • 湯殿の戸をあけて中をのぞいた時、彼はその光景の前に立ちすくんだ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • その内眼前に現れてきたものを見て、佐助はちた思いで立ちすくんだ。 畠中恵『ねこのばば』より引用
  • 自信を失って立ちすくんでいると、二階から子供たちが下りてきた。 倉橋由美子『倉橋由美子の怪奇掌篇』より引用
  • 立ちすくむまで恐ろしかった、自分は急に嬉しくなって元気が出て来た。 夏目漱石『坑夫』より引用
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