突き

全て 動詞 名詞
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  • 其の人の事を思うと一種異様な感じが私の胸に突き上って来るのである。 宮本百合子『追憶』より引用
  • 次郎は高いところからまっさかさまに突きおとされたような感じだった。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • そのくせ口では双方とも底の底まで突き込んで行く勇気がなかった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 最初の衝突で敵の胸板を突きぬいたとき、長槍の任務は終っているのだ。 坂口安吾『梟雄』より引用
  • 一つ名古屋まで行って、西の方の様子を突きとめて来たいと思います。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 私は、もし出来さえしたら、樽越しに彼を突き殺してやったろうと思う。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • 三国や四国の敵を突き伏せてみても、それでアガリというわけではない。 坂口安吾『梟雄』より引用
  • よし、どこへ行くか、行く先を突きとめてやろうという気になりました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 其落そのおちついたゆきげて何處どこ屋根やねでもしろおほきなかたまりのやうにえた。 長塚節『土』より引用
  • 明治四十年の天地に首を突き込んでいるから、したつもりになるのである。 夏目漱石『野分』より引用
  • しかし、そう考えたり、それを突きとめるために来たわけではなかった。 坂口安吾『街はふるさと』より引用
  • 一つの人知れぬ力が、それらの彼の思想の児らを突き動かしていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • かれさらみじかたけぼうつてつてきつとちからめてとほした。 長塚節『土』より引用
  • 扉が開いたその瞬間に、刺すような寒気が、小屋の中へ突き入ってきた。 黒島伝治『国境』より引用
  • 私も往来だからわざわざ立ち留まってそこまで突き留める訳にいきません。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 勘次はただ黙って突き立ったまま、ひた押しに秋三の方へ進もうとした。 横光利一『南北』より引用
  • それでも肩のあたりを攫へて突き倒されるやうな感じのする水の勢である。 長塚節『松虫草』より引用
  • 赤いジュパーンの男は河岸の端れまで行くと、突きでた岬の方へ曲つた。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 三人たがいにひじを突き合ったり、目くばせをしたり盛んにやっている。 永井隆『ロザリオの鎖』より引用
  • それを神尾主膳が怒って、無惨にも二人ともに槍で突き殺してしまった。 中里介山『大菩薩峠』より引用
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