空気が張りつめる

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  • 水樹はその場の空気が張りつめる感覚に襲われ、口にしたことを後悔した。 初野晴『漆黒の王子』より引用
  • 全員の視線が集中し、呼吸をするのもはばかられるほどに空気が張りつめている。 東野圭吾『天使の耳』より引用
  • 犬と人との間に、ただならない険しい空気が張りつめているのに気づいたのである。 藤沢周平『又蔵の火』より引用
  • まだ手打ちが終わったわけではないので、一触即発の空気が張りつめている。 森村誠一『凶通項』より引用
  • 新たな客がはいってくるたび、室内の空気が張りつめた。 帚木蓬生『受精』より引用
  • そのチッ・チッという一刻みごとに、部屋の空気が張りつめていくようだった。 山田正紀『氷河民族(流氷民族)』より引用
  • とはいえ、仕事を進めるうちに格納庫の空気が張りつめて行くのを意識せずにはいられなかった。 イネス/池央耿訳『ベルリン空輸回廊』より引用
  • 室内にも外気と同じような、りんとした空気が張りつめていた。 帚木蓬生『受精』より引用
  • 空気が張りつめていくのがニコラスにもよくわかる。 シモンズ『尼僧院から来た花嫁』より引用
  • アンの言葉で、ダイニングルームの中に気まずい空気が張りつめたようだった。 影山民夫『ボルネオホテル』より引用
  • 広間の空気が張りつめた針金のように緊張したのもむりはない。 横溝正史『金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会』より引用
  • 室内にピンと緊張した空気が張りつめ、沈黙が流れた。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 12 山口防衛戦』より引用
  • 母が石になると、家の中には重く固い空気が張りつめた。 森瑤子『終りの美学』より引用
  • 窓のある側の隅に、雲の形をした汚染しみのある高い天井に、部屋の隅に、空間に、退屈の空気が張りつめている。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • おそらく出番を待っているんだろう桐乃の周りは、ぴりぴりと空気が張りつめていた。 伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第01巻』より引用
  • サトウキビの森が、みるみるうちにすっぽりと影の中に入り、空気が張りつめてきた。 池上永一『あたしのマブイ見ませんでしたか』より引用
  • 部屋の空気が張りつめていた。 イネス/池央耿訳『怒りの山』より引用
  • 応答した課長の言葉にオフィスの空気が張りつめた。 森村誠一『日蝕の断層』より引用
  • 厳粛な空気が張りつめる中を代表生徒が二百四十人の生徒の誓約書を一括して校長に提出し、辞令を受け取った。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • ちりちりと、空気が張りつめた気配を放っていた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用