空しい

全て 形容詞
677 の用例 (0.01 秒)
  • この試みの空しさは彼には最初からわかりきっていたはずである。 神西清『チェーホフ試論』より引用
  • しかし、努力も空しくポーランド王として戴冠することはできなかった。
  • しかも捜査もむなしかったので、かしらは決心して洞窟にはいることにしました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 09』より引用
  • 数台電車が空しくすぎるのを待つあいだに不安やら怒りやらで気分が悪くなった。 森瑤子『さよならに乾杯』より引用
  • それは私の夢想の空しい展開中の唯一の固定点のようなものだった。 ベルナノス『田舎司祭の日記』より引用
  • 一種空しくなってしまうような話でもあるが、ま、そんなところだろうよ。 西尾維新『新本格魔法少女りすか 01』より引用
  • しかし、その言葉はまったく動かず、口がむなしく開いただけなのを知った。 水野良『ロードス島戦記 1 灰色の魔女』より引用
  • そして、この己れを空しくしたところに、人の心がみな集まってくる。 長尾三郎『魂を彫る 鑿に賭けた大仏師父子の「心の王国」』より引用
  • しかし彼の願いも空しくお湯はどんどんと排水口へと吸い込まれている。 高殿円『銃姫 03 Two and is One』より引用
  • しかしわれわれは町を前にして空しくしびれヽヽヽをきらしていたのであります。 ゴーゴリ/原久一郎訳『隊長ブーリバ』より引用
  • それはかつて自然に隷属していた不安な生に劣らず空しいものである。 内田隆三『社会学を学ぶ』より引用
  • そういう一瞬が過ぎさるごとに、空しい情欲の炎がまたも燃えあがった。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 僕は少し空しい気持で新宿のドゥに一人出掛けるほかはなかったのである。 木村晋介『八丈島のロックンロール ―キムラ弁護士事件帖』より引用
  • けれども、その光は、闇の中を空しく走ったのみで、何も映らなかった。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より引用
  • と言ってももはや三月がすぎた今、どんな歓迎かんげいの言葉もむなしいですな。 鷹見一幸『アウトニア王国奮戦記 第01巻 でたまか 問答無用篇』より引用
  • そこで裁判者としての御心中で、捜索の空しいのを見て御心痛になった。 佐藤正彰訳『千一夜物語 10』より引用
  • 彼の手からボウ・ガンが飛び、発射された矢は、むなしくやみに消えていった。 西村京太郎『夜ごと死の匂いが』より引用
  • その時になってあなたは自分のなさったことの空しさに気がつくでしょう。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • もしそれでキリトが覚醒したら今までの努力が空しすぎるではないか。 九里史生『SAO Web 0406 第八章01』より引用
  • どこにとて取りつくものもないような空しさが心には残っているばかりだった。 有島武郎『或る女』より引用
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