空しいこと

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  • 何事だろう、彼があのように怖れていたのは全く空しいことであったのか? レニエ『燃え上る青春』より引用
  • それでいて彼は、一切がむなしく、知恵ですらも空しいことを知っていた。 ラッセル/日高一輝訳『幸福の獲得について』より引用
  • そうなると、ことごとくの犯罪訴追は空しいことになってしまうんだ。 ガードナー/中田耕治訳『幸運の脚』より引用
  • 私が発見したとか発見したいと望むとか言っても、実はそれはみなむなしいことかもしれない。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • すべてが煙のようにむなしいことに思われた。 菊池寛『仇討三態』より引用
  • リアルな世界をまえにすると、お勉強のいかに空しいことか。 石田衣良『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク5』より引用
  • そんなむなしいことを、そんな何の益にもならないことを、なぜしなければならないのでしょう。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 失われた祝祭を復活させようとするのは、むなしいことだ。 五木寛之『風に吹かれて』より引用
  • 愛することも生きることも、みんな空しいことにすぎなかった。 福永武彦『草の花』より引用
  • これほど空しいこともそうそうないだろう。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅴ』より引用
  • 自分自身のため生きようとしても、空しいことに変りはなかった。 阿部牧郎『篠懸の遠い道』より引用
  • 学校で習って来たという孫の澄んだ眼の色を前にしては、老婆はどんな説明も空しいことを知らされた。 城山三郎『鼠 ─鈴木商店焼打ち事件─』より引用
  • そこで、しばらくの間は、とうとう森のはずれにやってきたのだという望みを抱いたが、その望みも空しいことがわかってきた。 ハドスン/守屋陽一訳『緑の館』より引用
  • 私は今までずっとスコットランド人を好きになろうと努力してきたが、結局その努力も空しいことが分って、今では諦めているのである。 ラム/平井正穂訳『エリア随筆』より引用
  • 人を愛するということはみんな空しいことだった。 福永武彦『風土』より引用
  • すべてが空しいこと、すべてが終わってしまったこと、樹木から落ちた褐色の葉のように死んでくずれてしまったことがわかっていた。 タニス・リー『銀色の恋人』より引用
  • 落ちつかぬ日々を送り、六月になったら追分へ旅行するつもりでいて、今はそれも空しいことになった。 福永武彦『第一随筆集 別れの歌』より引用
  • してれば、なんでも皆空みなむなしいことだ、ヴィンナの完全かんぜん大学病院だいがくびょういんでも、我々われわれのこの病院びょういんすこしも差別さべついのだ。 チェーホフ・アントン『六号室』より引用
  • そこで、私は、身体組織に変化を生じない限り、ロマンティストとしてあらゆる努力が空しいことを知った。 渡辺温『浪漫趣味者として』より引用
  • なぜ、と問いかけるのが空しいことはわかっていても、雄大は今、切実にその答えが知りたいと思っていた。 柴田よしき『Close to You』より引用
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