空々しい

全て 形容詞
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  • こんな謝られ方して納得する者がいるんだろうかと思うぐらい空々しい。 米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』より引用
  • それからその空々そらぞらしさがよく相手の頭に映っているという事も自覚した。 夏目漱石『行人』より引用
  • と、空々しくいいかける老人は、何う対手にしていいかわからなかった。 直木三十五『南国太平記』より引用
  • それからその空々しさがよく相手の頭に映っているということも自覚した。 夏目漱石『行人』より引用
  • しかし、なんとなく空々しいような気になって途中でやめてしまった。 吉田修一『最後の息子』より引用
  • この計画の空々しさが、もろに剥き出しになっている部分だったからだ。 宮部みゆき『R.P.G.(集英社)』より引用
  • 目の前にひろがるビル群も、すべてが空々しい映像を見ているようだ。 幸田真音『傷 邦銀崩壊(上)』より引用
  • だがどれもつまらなくて空々しく思えたので、口には出さずにおいた。 キャロル/柳瀬尚紀訳『シルヴィーとブルーノ』より引用
  • 今のように空々しく、俺をだまそうとする時など、俺はお前を殺したくなる。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • そう感じたからこそ、空々しい慰めの言葉などかえって口にできなかった。 今邑彩『双頭の蛇(「蛇神」シリーズ第3巻)』より引用
  • 今言ったのは決して空々しい挨拶でもなんでもありません。 夏目漱石『行人』より引用
  • 達者で暮らせとは空々しい言葉だったと、歩きながら新十郎は思った。 笹沢左保『雪に花散る奥州路』より引用
  • 妙な緊張感が満ちた体育館に、明るいリズムの音楽が空々しく響いている。 わかつきひかる『ふたかた』より引用
  • 二階も空っぽの棚が並ぶだけで、他に何も無い空間が空々しく広がっている。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • 回想すると空々しいが、この時私の胸はうれしさの余り涙の感じで一杯だつた。 牧野信一『ビルヂングと月』より引用
  • これが真実なら、宗教も真赤な偽りだし、芸術も空々そらぞらしい人間の偽善だ。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • 彼女から見たその時のお延ほど、空々そらぞらしいまたずうずうしい女はなかった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 村長はその私の顔に接すると、更にもう一辺空々しい嗤ひ声を挙げた。 牧野信一『その村を憶ひて』より引用
  • でもなんだか健一にはそんな提案ていあんもどこか空々しく思えてしまう。 新井輝『ROOM NO.1301 10』より引用
  • 世間並みに葬式には出たものの、僕にとっては空々しい気持ちだった。 ウェルズ/石川年訳『透明人間』より引用
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空々しい の使われ方