穢い

全て 形容詞
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  • 畳の上へ牛の草鞋わらじでも上げたように、むさい田舎者と、見ている眼だった。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 穢い手がわたしたちの肩にかけられたとき、婦人はどうするであろう。 宮本百合子『私たちの建設』より引用
  • 別に私がこんな家が好きで、こんな暗い、きたない家に住んで居るのではない。 夏目漱石『文士の生活』より引用
  • 彼等はユダヤ人にイスラエル人の血を穢した者といわれ迫害を受けていた。
  • 穢い着物をきていたって、立派な身体をしてるものもあるものです。 豊島与志雄『林檎』より引用
  • その世界では、私はすでに消え去っており、梨花の人生を穢していない。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 09 贄殺し編』より引用
  • 主君が自ら参拝した直後に、家臣の一人が神の座を血で穢してしまったのだ。 宮部みゆき『孤宿の人 (下)』より引用
  • だが、それよりも、正気の内で穢したい欲求にしたがって行う者たちがいる。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス01』より引用
  • それは多少押してやるのにきたない気もしたのに違いなかった。 芥川竜之介『年末の一日』より引用
  • さうしてちひさな木片もくへんいれためもつあさきたなふくろ草刈籠くさかりかごからした。 長塚節『土』より引用
  • スパイかなんぞのやうさぐるなんて、こころきたなことふのぢやありませぬわい。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 56 20080623』より引用
  • とにかく、隠れた所をきたなくしておかぬように厳重に言い付けておくのです。 北大路魯山人『料理一夕話』より引用
  • が、それと同時に、同じ勝つにしても、決して穢い勝ち方をしてはならぬ。 岸田国士『荒天吉日』より引用
  • 彼は扇で床を叩き立てて、犬猫を追うように我が子を口穢くちぎたなく追い退けた。 岡本綺堂『小坂部姫』より引用
  • 奴らは俺の友をけがし、停戦後の俺の存在自体を、すべて否定したのだ。 はままさのり『青の騎士 ベルゼルガ物語 1』より引用
  • 僕はきたない物にさわったような心持がして、踊を見るのをめて、内へ帰った。 森鴎外『ヰタ・セクスアリス』より引用
  • 村へおりると穢い家ばかりで中に一軒夫婦で網糸のやうなものを縒つて居る所があつた。 長塚節『佐渡が島』より引用
  • おまえみたいな女は、金の亡者で穢いから、窓から飛び降りて死ねって。 中上健次『讃歌』より引用
  • その誇りをけがしたりはしないだろう、と十千根は倭建の心中を睨んだ。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 4 東征の巻(上)』より引用
  • 目の前には穢い衣物を着た女が其火を燃やして居るのを見た。 長塚節『隣室の客』より引用
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穢い の使われ方