程よい

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  • 酒の相手など長くしていてはいけないと思って、私は程よく辞し去った。 豊島与志雄『絶縁体』より引用
  • それは程よく背を圧する椅子とその背とのやうな関係であつたのである。 中原中也『アンドレ・ジイド管見』より引用
  • これはお母さんにこれから程よくもんでいただかなければなりますまい。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • まだほどよく酔いが残っているので本格ほんかく的に寝入ってはいないと知った。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録09 刃を砕く復讐者(下)』より引用
  • 今は労働つづきで疲れるから全く枕につくとすぐという程よく眠ります。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • と、何処からか、早速に一枚のむしろを持って来て、程よい所へ敷いた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 平常私の坐っている場所から、樹は、丁度眼を遣るに程よい位置にある。 宮本百合子『透き徹る秋』より引用
  • 私の体温で程よく温まったベッドの中に、お母さんはもぞもぞと入った。 今野緒雪『マリア様がみてる 35 私の巣』より引用
  • 顔のしわは程よくついていて、注意して見る者にはいい感じを与えるようだった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 然し私のような程よい人間に、そんな大それたことが出来るものか。 豊島与志雄『程よい人』より引用
  • 僕は程よい緊張感に包まれながら試召戦争の開始を待っていた。 井上堅二『バカとテストと召喚獣 04』より引用
  • 程よい疲労感を抱えて教室に戻った頃には、幾分いくぷん冷静さも取り戻していた。 今野緒雪『お釈迦様もみてる 02 学院のおもちゃ』より引用
  • ただ困るのは、程よく死ぬことが極端なまでに困難という一事である。 中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』より引用
  • そして程よい土地だと思ふと、自分にも蒔いたり、他にも蒔かせたりした。 薄田泣菫『飛鳥寺』より引用
  • 窓の日よけが程よく室内に影を作っているその部屋は、暗く、涼しかった。 フィッツジェラルド・フランシス・スコット『グレイト・ギャツビー』より引用
  • 程よい日光と湿気とを得て花は咲くよりほかになかったのであろう。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 全体的に全身の力が程よく抜けており、体の使い方が非常に上手い。
  • 無論、前述の要素も無くなった訳ではなく、程よく取り入れられている。
  • さてその朝、机を窓の下に程よく据えてしまうと、次に柳行李の蓋を開けた。 豊島与志雄『変な男』より引用
  • 彼にとって、今彼女が何を考えているのか、分りすぎる程よく分った。 福永武彦『海市』より引用
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