移る

全て 動詞
6,551 の用例 (0.01 秒)
  • 四高で行なわれていた意見はそのままわたくしにも移って来たのである。 和辻哲郎『初めて西田幾多郎の名を聞いたころ』より引用
  • この店はちょうど自分が今の処に移る少し前に新しく出来たそうである。 寺田寅彦『やもり物語』より引用
  • この秋まで音楽に熱心であった心はだんだんその方面に移っていった。 田山花袋『田舎教師』より引用
  • そうさけんだのは、問題は桟橋さんばしから船の上に移ったと言わんばかりの兵だ。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅵ』より引用
  • 皮肉混じりの冗談が聞こえてきた時には、二人はもう作業に移っていた。 足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』より引用
  • 自分が未来に移らず、精神だけでそれができても夢中になるだろうがね。 宇宙英雄ローダン・シリーズ『02 銀河の神々のたそがれ』より引用
  • 紳士は大きく頷いて見せると、鞄を持って運転手の横の助手席へ移った。 大阪圭吉『白妖』より引用
  • 移った私にも、移らない初からそういう好奇心が既に動いていたのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • この村へ移って四五日目に、行方不明であった中学生の甥が帰って来た。 原民喜『夏の花』より引用
  • 救いの船にでも乗るようにして、岸本は三人の連と一緒に汽車に移った。 島崎藤村『新生』より引用
  • そのくせわたくしの物にはなんでもその花の香が移っているのでございます。 リルケ・ライネル・マリア『白』より引用
  • そして別のホテルの十階か十二階の部屋に移ろうという提案までした。 ウェルズ/浜野輝訳『ダヴィドソンの眼の異常な体験』より引用
  • 一行はひたすら西へと進んだが、期節は早くも移って、また春になった。 呉承恩/檀一雄訳『西遊記(下)』より引用
  • 単に車両を移ろうとしているのではなく、梯子はしごに手を掛けているようだ。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第18巻』より引用
  • 東京の隠居所へ移ってからも、祖母は春や秋になると田舎を懐しがった。 宮本百合子『祖母のために』より引用
  • ともかく私の読書の興味の中心は次第に文学書から宗教書に移っていった。 三木清『読書遍歴』より引用
  • 十分ののち五人はまた河野中佐こうのちゅうさといっしょに家を出てすぐ小蒸気に移った。 夏目漱石『満韓ところどころ』より引用
  • 宗助と御米は一週ばかり宿屋住居ずまいをして、それから今の所に引き移った。 夏目漱石『門』より引用
  • 間もなく一同の話は著いた当時のそれぞれの困った話に移っていった。 横光利一『旅愁』より引用
  • 選ばなければいけないその時に行動にうつることができなかったのです。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第04巻』より引用
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