移り

全て 動詞 名詞
8,272 の用例 (0.02 秒)
  • いずれにしても木之助は時の移りをしみじみ感じなければならなかった。 新美南吉『最後の胡弓弾き』より引用
  • 時局の中心はもはや江戸を去って、京都に移りつつあるやに見えて来た。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 夏になると郊外の家に移り、わたしはそこから会社にかようことになる。 星新一『明治・父・アメリカ』より引用
  • 私は上野のはなれにいつから御移りになったのかなんにも覚えておりません。 高浜虚子『漱石氏と私』より引用
  • 一人は葉から葉へと飛び移りますが、一人は枝から枝へと滑り往きます。 薄田淳介『若葉の雨』より引用
  • この事はもっと委細に御話したいが時間がないから略して次に移ります。 夏目漱石『文芸の哲学的基礎』より引用
  • 話は自己紹介から世間話に移り、話題は自然と自動車問題に入っていった。 佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』より引用
  • これは僅かに二句にして三代の移り變りを言ひ現はして居るのであります。 内藤湖南『支那歴史的思想の起源』より引用
  • いまは、戦闘は向こうの隣の山々に移り、一マイルと離れていなかった。 ヘミングウェー/高村勝治訳『武器よさらば』より引用
  • それらの、移りゆく景色の中、車を走らせて行くのは良い気持ちである。 林望『テーブルの雲』より引用
  • 性に関する問題点は、夫婦中心から男性・女性中心へと移りつつある。 フォス『日本の父へ』より引用
  • それを待っていたように親父が死に、ホテルの経営は私の手に移りました。 泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』より引用
  • そろそろ買い替えて、もう少し広いところに移りたいと思っているんだ。 幸田真音『傷 邦銀崩壊(下)』より引用
  • 一八〇九年にはウエーマウス町に移り、その翌年にジェームスは死んだ。 愛知敬一『ファラデーの伝』より引用
  • 好奇心が強まり育ち、観察から行動へと移りつつあるように感じられた。 星新一『声の網』より引用
  • これ以上なにか方法があるかとおたずねなので、次の問題点に移りましょう。 フィルポッツ/井内雄四郎訳『闇からの声』より引用
  • 心の比重が妹から恋人へと移りつつある兄に、相談できるはずがなかった。 雀野日名子『トンコ』より引用
  • 幼年から少年を経て青年へ移り行こうとする成長の一段階であった。 島田清次郎『地上』より引用
  • 文壇の季節が、いかに急速に移りつつあるかを語るものにほかならない。 臼井吉見『大正文学史』より引用
  • どの大名も、機会さえあれば禄高の多いところへ移りたがっている。 星新一『城のなかの人』より引用
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