禿げる

全て 動詞
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  • 遠くに三河課長が進介の方を向いて禿げた頭と一緒に右手を振っている。 泡坂妻夫『死者の輪舞』より引用
  • いくら何でも、頭を禿げらかしたあたしがこんなことを言うわけがない。 久生十蘭『平賀源内捕物帳』より引用
  • 頭頂部が禿げ上がっていて側頭部にわずかに銀髪の塊が残っていたかな。 米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』より引用
  • 間もなく玄関のドアが開き、頭の禿げた男性が不安そうな顔を覗かせた。 東野圭吾『赤い指』より引用
  • そしてわたしの頭の少し禿げている所が、闇の中で光っているだろう? スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • 井深君はその頭の禿げ抜けた主人らしい男に事の顛末を訊ねたのである。 渡辺温『少女』より引用
  • 歳をとって頭が禿げ上がったとはいえ、長尾は紛う方なくその男だった。 鈴木光司『らせん』より引用
  • 彼の禿げ上がった額に、半ば開いた唇の跡が毒々しく緋色に燃えていた。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』より引用
  • 頭の禿げあがった教師が生徒に、会社をリストラされた父親が我が子に。 重松清『カカシの夏休み』より引用
  • 汗っかきの彼は、それだけの動作で既に禿げ上がったひたいを濡らしていた。 椹野道流『鬼籍通覧3 壷中の天』より引用
  • 頭頂部とうちょうぶが禿げ、まわりの髪が長いというのも、どこかおかしい感じがする。 竹河聖『風の大陸 第28巻 最終章 祈り』より引用
  • でかくて、翼が広くて、頭の禿げた鳥で、死んだものを食べて生きてる。 クロウリー『エンジン・サマー』より引用
  • 頭はほとんど禿げているが、灰色のひげは元気よく四方八方に伸びている。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • 言いながら、老人はするりと人混ひとごみを分けてその禿げた男の横に並んだ。 夢枕獏『風果つる街』より引用
  • 何よりも怖いのは、その禿げた頭が無慚むざんに打ち割られていることだった。 福永武彦『加田伶太郎全集』より引用
  • ところが神様の頭は前のほうにだけ髪があって、うしろは禿げている。 小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(2)』より引用
  • それも、さっき代々木公園にいた頭の禿げた男が着ていたものだった。 松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 上』より引用
  • 古典的クラツルクな馬とでもいうのか、頭が禿げて、ひどく悲しそうな顔をしている。 久生十蘭『キャラコさん』より引用
  • それを読んだ医師たちがあらゆる国から禿げ鷹のように寄ってきた。 竹下節子『パリのマリア』より引用
  • 私は彼のうしろに立って、その禿げ頭と、うなじの凹みとを見ていました。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「無名氏の話」』より引用
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