禍禍しい

全て 形容詞
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  • 町はうす暗く、頭の上に禍禍まがまがしいほどに赤い色をした雲を残しながら夜になるところだった。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用
  • 三人はいっとき足をとめて、夜空を焦がす禍禍まがまがしい灯の色を見つめた。 藤沢周平『風の果て(下)』より引用
  • 禍禍まがまがしい気としか表現できないなにかである。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第04巻 jini使い』より引用
  • 何か禍禍しいものでも見たかのように。 牧野修『屍の王』より引用
  • そして、赤い染みのあたりには、禍禍まがまがしい丸い黒い影がしがみついている。 井上祐美子『五王戦国志7 暁闇篇』より引用
  • その頭上を、今や長い尾を引くようになった孛星が禍禍まがまがしい光を放っているのを、しかし彼は見ようともしなかったのだった。 井上祐美子『五王戦国志5 凶星篇』より引用
  • 門前に立っていた弓削の禍禍まがまがしい姿を思い出している。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用
  • フェルナンドの心に呼応して禍禍しい姿の機体に神化した。
  • あれだけの炎がたって、あんなに禍禍しい叫び声があがったっていうのに、周囲は何事もなかったように静まり返っている。 奈須きのこ『月姫 アルクェイド・ブリュンスタッド』より引用
  • 禍禍しいオーラさえ見えるような気がした。 奈須きのこ『歌月十夜 35 鏡の中の遠野志貴』より引用
  • 禍禍まがまがしいそのものは、さっと身をかわすようにどこかに姿を隠してしまったが、その行方がどうなったかをたしかめるまでは、まだ安堵は出来ないと治憲は思っている。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(下)』より引用
  • その頃、月の女神の祭りで巫女の踊りを舞うアリサは、自分に送られてくる禍禍しい絡みつくような視線を感じ取っていた。
  • この上もなく禍禍しい笑み。 奈須きのこ『歌月十夜 44 直死館殺人事件』より引用
  • その一方で、王城跡はグローデ艦と融合したような姿の禍禍しい牙城と化しながら妖しげな力を放つようになり、周囲の森へは村から誘い込まれる行方不明者が続出する。
  • ただし禍禍しくも忌忌しい純粋澱粉ではなく、タイプCと呼ばれるレーション缶だった。 花村萬月『ゲルマニウムの夜 王国記』より引用
  • 禍禍まがまがしい存在でありたい。 花村萬月『幸荘物語』より引用
  • そのたびに、病院に運び込まれる平川の姿と、サングラスにマスクをした神保の顔が〈引用〉され、禍禍まがまがしい印象を強めた。 小林信彦『怪物がめざめる夜』より引用
  • 同時に、ゾンビというほど禍禍まがまがしくもない。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • この禍禍まがまがしい凶器には見覚えがある。 鳥飼否宇『中空』より引用
  • 禍禍まがまがしい殺気が籠っていた。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用