確かな手ごたえ

26 の用例 (0.00 秒)
  • 確かな手ごたえがあって矢は男の胸に命中したはずだったが、しかし男はそのままついてくる。 駒田信二『中国怪奇物語〈神仙編〉』より引用
  • 自分が今どこに、何をよりどころとして立っているかの確かな手ごたえに支えられていないならば。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • 一羽が素迅く逃げ、確かな手ごたえで二羽三羽が床へ落ちた。 田久保英夫『深い河』より引用
  • 強く引いてもびくともしない確かな手ごたえである。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第03巻 「白亜宮の陰影」』より引用
  • 若者にとって信じられない家庭や社会にとってかわって、ただひとつ確かな手ごたえのする場所だった。 永六輔『タレントその世界』より引用
  • 骨まで達した確かな手ごたえが左肘に伝わり、相手の右手からビール瓶が離れた。 垣根涼介『ヒート アイランド』より引用
  • 確かな手ごたえとともに、ロックが解除される音がした。 大石圭『自由殺人』より引用
  • 現代という時代は、すべてについて〈関係〉の確かな手ごたえが希薄になった時代ではないかと思う。 五木寛之『風に吹かれて』より引用
  • と、確かな手ごたえを感じている証拠だった。 津村秀介『紅葉坂殺人事件』より引用
  • その記憶は、今となっては、ひどく頼りないとりとめのないものだったが、夢見ていた時のぼくにとっては、確かな手ごたえのある現実だったのだ。 山田正紀『神狩り』より引用
  • それも確かな手ごたえがあった。 駒田信二『中国怪奇物語〈神仙編〉』より引用
  • 確かな手ごたえが腕に伝わった。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス10 コンプレックス・デイズ』より引用
  • これは投影された映像などではなく、彼らが古代の挨拶のやり方で手を握りあった時、ケドロンの体には確かな手ごたえがあった。 クラーク『都市と星』より引用
  • それにナイフで切りこむときの確かな手ごたえ。 桐生操『美しき拷問の本』より引用
  • 看護教育の原点もそんなところにあるように思え、確かな手ごたえを感じながら、ついのめり込み、ふりかえって見るともう二十五年も経っていた。 上野正彦『死体は知っている』より引用
  • そして板垣の決意は、本庄打診の確かな手ごたえによっていっそう固まったと想像される。 角田房子『甘粕大尉 ―増補改訂』より引用
  • ホームレスからもらった一本のタバコが、まるで天からの啓示ででもあったかのような確かな手ごたえをもって、手の中で粉々に潰れるのを感じた。 今邑彩『暗黒祭(「蛇神」シリーズ最終巻)』より引用
  • 森安は確かな手ごたえの中で芙美の写真を見詰め、ゆっくりとセブンスターを吹かした。 津村秀介『瀬戸内を渡る死者』より引用
  • 薄気味悪いが弱年の小林秀雄が自意識の病いに強いられて編みだした実在のように確かな手ごたえのある意識の光景であった。 吉本隆明『悲劇の解読』より引用
  • 鹿児島湾入港は同年七月、天皇や将軍の布教許可は得られなかったが、千人以上の改宗者を得てキリスト教普及の確かな手ごたえを感じ、一五五一年十一月豊後の日出港を離れた。 足立倫行『アジア海道紀行』より引用
  • 次へ »