確か

全て 名詞
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  • しかし私はそれを自分で見た事はないから、確かにさうだとは云へない。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 一体自分は何を調べているのか、それも確かな見当は付いていなかった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 彼の心が、二人の日本青年の利益のために動いたことは確からしかった。 菊池寛『船医の立場』より引用
  • しかし確かな証拠もないのに突然に御用の声をかけるわけにも行かない。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 僕はその夢の中にも確かにこの運転手には会ったことがあると思っていた。 芥川竜之介『蜃気楼』より引用
  • 男に真の愛情があれば、宝を損じても自分は確かに生きられるのである。 岡本綺堂『番町皿屋敷』より引用
  • が、僕等は丸善のある為に多少彼等の魂を知つてゐることは確かである。 芥川竜之介『文芸的な、余りに文芸的な』より引用
  • たしかにかれはもとめた返事をたらしく、また回転ドアをおして外へ出た。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • それだのにそこに映っているのは確かにだれか見も知らぬ人の顔だ。 有島武郎『或る女』より引用
  • それは確かに筋肉労働の世界に奴隷が生じた時よりも古いことに相違ない。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 本当にしつかりした信念があるならば何の恐れをなす必要もないと思ふ。 有島武郎『狩太農場の解放』より引用
  • 良い馬が確かな脚取りを以て進むように、次第次第に悪い方へのみ進んだ。 幸田露伴『連環記』より引用
  • ほんとうに寝ているのかと念を押すと、寅次は確かに寝ていると云った。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • その点においてはロシアは確かに英国よりも便宜の地位に立って居る。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 穿孔虫と小林が大変喜んで、確かに六分かかったと大げさなことをいう。 板倉勝宣『五色温泉スキー日記』より引用
  • しかし自然の名のもとにこの旧習の弁護するのは確かに親の我儘わがままである。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • また、さういふことが確かに西洋でも十九世紀の頃に再批判されてをります。 岸田国士『宗教と科学についての所感』より引用
  • この人は評判の偏人でございましたが、腕は大層確かであったそうです。 小泉節子『思い出の記』より引用
  • しかし彼の行方不明になったことは確かに彼の死んだことだった。 芥川竜之介『三つの窓』より引用
  • その時わたしの後ろにしたピアノは確かに又かすかに音を出した。 芥川竜之介『ピアノ』より引用
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