破れ目

全て 名詞
295 の用例 (0.01 秒)
  • 彼女は門、というよりも塀の破れ目のような入口を白い指をあげて指した。 きだ・みのる『道徳を否む者』より引用
  • すると帽子のつばに沿った長い破れ目が口のように開き帽子が歌い出した。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 04a ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上)』より引用
  • だが、その破れ目を見れば、その衣服が革製でないことは明らかだった。 川又千秋『時間帝国』より引用
  • 彼の首が次第次第に上ってきて、やがて幌の破れ目から車内を覗きこんだ。 海野十三『蠅男』より引用
  • コートに目をやると背中に狭い破れ目が数箇所見られた。 高橋克彦『パンドラ・ケース よみがえる殺人』より引用
  • リーはその破れ目に数千の兵士を動かし塞がせることができた。
  • ロバートの衣服は破れ目一つつけられずにわたしの手に残されるというわけだ。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • 二十四時間後の観測では、破れ目は補修されたのか、跡形あとかたもなくなっていた。 野尻抱介『クレギオン 7 ベクフットの虜』より引用
  • この衛星を覆う破れ目のない毛布のような緑の中に樹頂が突きだしている。 ムーア『異次元の女王―ノースウェスト・スミス』より引用
  • ガラスの破れ目から先を曲げた針金を差しこみ、内側のロックを解いた。 大藪春彦『非情の女豹』より引用
  • その門から少し離れたところに、外壁に破れ目があったのでした。 メリメ/江口清訳『カルメン』より引用
  • 屋根の破れ目には、服部の云ったとおり下から梯子が立てかけられていた。 綾辻行人『鳴風荘事件 ―殺人方程式Ⅱ―』より引用
  • 俊基が上を仰ぐと、棟木むなぎの隙や屋根のに、赤い火光が映じている。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • あしいた屋根の破れ目から、星のきらめきのような朝日が射してきた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • 二人がかりで、そのナップ・ザックを壁の破れ目まで引きずっていった。 大藪春彦『戦いの肖像』より引用
  • ふと見ると彼が立っている場所のちょうど目の高さに、指であけたほどの障子の破れ目があった。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • 二階の部屋に明かりが見え、板塀の破れ目からも居間の明かりがもれている。 樋口有介『魔女』より引用
  • 窓硝子を叩きった仁科少佐は、破れ目から手を入れて、窓を開けました。 甲賀三郎『計略二重戦』より引用
  • いわれてみると、その声はまるで気管の破れ目から風が漏れるような感じがする。 安岡章太郎『花祭』より引用
  • 床に両膝を落として硝子の破れ目に顔を寄せていた玄児が、ひくりと身を震わせた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
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