破れ廂

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  • そこでついに街はずれまででてしまい、ふと見ると破れ廂から、酒と書いた旗をだしている一軒がまたあった。 吉川英治『新・水滸伝(一)』より引用
  • やぶびさし氷柱つらら越しに、朝の光がその寝顔にさしていた。 吉川英治『源頼朝(一)』より引用
  • びさしから雨だれの烈しく落ち飛沫しぶいている下に、藤吉郎はうずくまって訴えた。 吉川英治『新書太閤記(三)』より引用
  • 雨は蕭々しょうしょうと、びさしを打ちつづけている。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 荒壁の破れびさしだが、板縁をけて、離れている。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • いや、いや、むちのひびきやうめき声のみならず、ボーッとした灯の色が、びさしや、雨戸のすきまからもれている。 横溝正史『人形佐七捕物帳 06』より引用
  • そして、朽ち荒れた雪見ノ亭のびさしやら、そこらの物蔭へ、つぶさな眼を凝らしはじめた。 吉川英治『私本太平記』より引用