破れかぶれ

全て 名詞
182 の用例 (0.01 秒)
  • 女は破れかぶれのように声をはりあげて外国兵たちの歌に合唱しはじめた。 大江健三郎『死者の奢り・飼育』より引用
  • 彼はもうまったくの破れかぶれになってまっすぐその連中のほうへ向かっていった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(上)』より引用
  • 拠点を失った『袖付き』が、破れかぶれの特攻を仕掛けてきた可能性は? 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 06 重力の井戸の底で』より引用
  • 二人まで人の命をとった彼としては、もう破れかぶれの心境にもなっていたろう。 高木彬光『幽霊西へ行く』より引用
  • 闘気とうきあふれるというよりも、破れかぶれになったような目つきだった。 吉野匠『レイン6 大戦勃発 !』より引用
  • 未熟な自分の腕でどうなるものでもなかったが、破れかぶれで剣を振るった。 茅田砂胡『大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝』より引用
  • どうせ墨屋敷の財宝を灰にして、破れかぶれになっている旅川周馬だ。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 破れかぶれの巡洋艦が防衛線を突破して、ミサイルを発射するだろう。 K・H・シェール『宇宙船ピュルスの人々』より引用
  • 教頭はてっきり校長がしたことだと思い、破れかぶれの気持でいただろう。 福永武彦『加田伶太郎全集』より引用
  • 追い詰められた小動物のような、ほとんど破れかぶれの叫びだった。 篠田真由美『玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿』より引用
  • 彼は家に向って破れかぶれの気持で歩いて行った。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 何か破れかぶれみたいなところがあって、それが一種いさぎよい感じでもあった。 山口瞳『酒呑みの自己弁護』より引用
  • どこか破れかぶれのこの気持を裸のままでさらけ出せるような相手がほしかった。 李成『砧をうつ女』より引用
  • 破れかぶれになった母親が、子供を抱いて火の中に飛びこんだ。 板東眞砂子『狗神』より引用
  • 学問や歌は破れかぶれで出来上るものではないが、書は或る意味で偶発性を含んでいる。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • だがそのときの私は破れかぶれで、そんな自分勝手に気がつきもしなかった。 半村良『亜空間要塞の逆襲』より引用
  • 伊東が命じ、部下たちは破れかぶれといった感じで輪を狭めてきた。 横山秀夫『クライマーズ・ハイ』より引用
  • またおれは破れかぶれでその場から逃げ出そうとも考えた。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • 機関室からの声は半ば破れかぶれの口調だった。 ジェイムズ・ブリッシュ『09 明日への帰還』より引用
  • 彼は、もうかうなれば破れかぶれだとばかりに、六の普通牌なみふだを打つた。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 前篇』より引用
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