破れ

全て 動詞 名詞
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  • 母の夫人は娘のために描いた夢が破れてしまったことを残念がっていた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 道灌山で一度破れた特別の関係がまた違った形で結ばれることになった。 高浜虚子『子規居士と余』より引用
  • それに、相手は女のこと、どんなことから事の破れになろうもしれない。 森田草平『四十八人目』より引用
  • かくてなお不幸にして一つの結合に破れたからといって絶望すべきではない。 倉田百三『人生における離合について』より引用
  • これで出京の希望が十の八九まで破れたようにさえ勇吉には思われた。 田山花袋『トコヨゴヨミ』より引用
  • 一番恐ろしい毒でも、もし皮膚が破れさへしなければ危険はないのだ。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 桃のようなものを想像していたのに、夢破れちゃった感じでしたよねぇ。 松井雪子『男子はじめて物語 金ポロ!の巻』より引用
  • この前だつて、胃が破れさうだなんて、実際どうもなかつたぢやないの。 岸田国士『医術の進歩』より引用
  • 足立先生が眼を向けると、破れたへいの穴から小さな眼がのぞいている。 灰谷健次郎『兎の眼』より引用
  • けふ家の人たち奥で見てゐるもんだから、お店の規則破れないのよ。 岡本かの子『蔦の門』より引用
  • お信は、ちらっと麟太郎の着物の肩の辺りが破れているのに気がついた。 子母沢寛『父子鷹 下巻』より引用
  • 老母の破れぐつと杖はあったが、老母の姿はどこにも見えないではないか。 吉川英治『新・水滸伝(三)』より引用
  • そこでは破れ硝子の星形の穴を内側からよく見ることが出来たのだ。 直木三十五『青玉の十字架』より引用
  • 破れ穴が高いときには少年の一人が他の少年に肩車かたぐるますればよかった。 海野十三『骸骨館』より引用
  • この馬が、絵馬のなかの足の部分が破れている馬だというのが面白い。 種村季弘『迷信博覧会』より引用
  • 伯を閣員としたる内閣は、不幸にして必らず内部の分裂より破れたりき。 鳥谷部春汀『明治人物月旦(抄)』より引用
  • 幸いに傷は大したことはなく、頭皮が破れて少し出血しただけであった。 森村誠一『自選恐怖小説集 人間溶解』より引用
  • 徳利の中から黒い煙が出るとともに雷のような音がして徳利は二つに破れた。 田中貢太郎『怪しき旅僧』より引用
  • いくら、貴殿が慣例を破っても、こういうことは勝手には破れんからな。 菊池寛『吉良上野の立場』より引用
  • この恋愛に破れた時は、生きる自信がなくなってしまったような気持ちでした。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
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