知れぬ奈落

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  • 特に気持が陥ちこむ時間には、自分だけが一人で果て知れぬ奈落へ沈んでいると思ったりした。 小川国夫『逸民』より引用
  • だが、その身体は確実に底知れぬ奈落へ沈んでいく。 菊地秀行『吸血鬼ハンター07b D-北海魔行 下』より引用
  • つぎの瞬間、われわれをのせたまま、潜水函は下方にぱっくりと口をあけて待つ、底知れぬ奈落へと落ちて行ったのだ。 ドイル/斎藤伯好訳『マラコット海淵』より引用
  • 黒い玄武岩のきらきらとかがやく断崖が鋭い角度で底知れぬ奈落へ落ちこんでいる。 ドイル/斎藤伯好訳『マラコット海淵』より引用
  • 私がこの言葉を口にしたと思うと、私を運んでいた翼のある男は、恐ろしい冒涜ぼうとくの言葉を投げつけて、いきなり、凄まじい電光を放つ雷鳴のなかを、ものすごい速力で直下し、私は空気がなくて、すんでのことに手を放して、あわや測り知れぬ奈落の底に落ちそうになった。 佐藤正彰訳『千一夜物語 04』より引用
  • あの奇妙な塔、何ものかが交していた劇的な会話、ヒロ18との会見、そして秘められたままの数々の事実、風防が風を切る笛のような音にシロウズは耳を傾け、底知れぬ奈落ならくへのめりこんでゆくような不安にそうけだった。 光瀬龍『たそがれに還る』より引用

知れぬ奈落 の使われ方