睨み

全て 動詞 名詞
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  • あまりにも動かないので、動くまでこっちも睨み続けてやることにした。 万城目学『鹿男あをによし』より引用
  • とおにらみ廻しになるあなたの顔が目に見えて身慄みぶるひをすると云ふのです。 与謝野晶子『遺書』より引用
  • 彼女はひと睨みして先程の男と同じようにその男の心臓を停止させた。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • 老会長は形ばかり浮かべていた笑みを完全に消して、茉莉をにらみ据えた。 吉村達也『スイッチ』より引用
  • 善八が戸をたたくと、友蔵は茶碗を下に置いて、表を睨みながら答えた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 五岳の塔と六府の塔を、左の方に睨み乍ら、九曜殿の方へ進んで行った。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • その噂が耳にはいったとみえて、お安は店の奥を睨みながら怒鳴った。 岡本綺堂『恨みの蠑螺』より引用
  • 電車の中なんかで、全く女のとおりのにらみかたをする男をこの頃見かけます。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • おれが睨み返してやると、やつらの内の一人が吐きだすように叫んだ。 馳星周『不夜城』より引用
  • こいつは人を底翳そこひにしたり、藪睨やぶにらみにしたり、三つ口にしたりする奴だ。 シェイクスピア/大山俊一訳『リア王』より引用
  • 平作も商売柄ですから、すぐにこれは普通の鎧櫃ではないと睨みました。 岡本綺堂『三浦老人昔話』より引用
  • 役割の市五郎が傍へ寄って来た時に、お銀様は振返ってそれをにらみました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 遠くなる犬と香川の後姿を睨みつつ、俺は何か良い手はないか考えていた。 日明恩『埋み火』より引用
  • ディーは子供がべそをかくような表情を見せ、次の瞬間俺をにらえた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • 悪いことに、ディーがその視線をしっかりと受け止めてにらみ返している。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用
  • お前が造ったバケモノはほんとうにホーソー神を睨み返してくれたのよ。 坂口安吾『夜長姫と耳男』より引用
  • 睨み負けしたように城太郎がつぶやいて、かなり長い腰のものを抜いて見せた時である。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • これには返事をせず、若い男は大川をひと睨みしてケースを荷台に戻した。 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • 和尚さま、あれさ仏が睨みます、なんて言わせる坊主も罪が深いわねえ。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 五岳の塔と六府の塔を、左の方に睨みながら、九曜殿の方へ進んで行った。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
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