眺められる

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  • 王子は森の側に立って、鳥の飛んでゆく方を悲しそうに眺められました。 豊島与志雄『お月様の唄』より引用
  • 彼は一方には神の如く一方には悪魔の如く眺められたる者は之に因るのみ。 山路愛山『明治文学史』より引用
  • 一人の婦人から眺められているというだけで私は心が臆するのだった。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • 女王の名は、海岸までのパノラマが眺められる、村の広場に残っている。
  • 宮も、源氏を眺められて、春がたち返ったような喜びをおぼえていられた。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • かれははじめて自分の娘をゆっくりと眺められるような気がした。 室生犀星『みずうみ』より引用
  • 今私に眺められて眠っているという夢を見る場合だってあり得る。 池田満寿夫『尻出し天使』より引用
  • 窓からは庭ごしに広々とした平地が眺められ、林が青い影を落している。 クリスティ/西川清子訳『ナイルに死す』より引用
  • ここに私は、世界、生、自分の感情が大写しにして眺められる鏡を見た。 竹田青嗣『ニーチェ入門』より引用
  • 母は物を一面的にしか、それも母の方の側からだけしか眺められない女なのだ。 福永武彦『海市』より引用
  • この穴からは、そとで起こっていることが申しぶんなく眺められた。 ドイル/秋田元一訳『豪勇ジェラールの冒険』より引用
  • どうせ眺められるのはロンドン下町のかわりばえもしない光景だというのに。 久美沙織『小説 エマ 1』より引用
  • 松の木の間からは遠い村里や、続きに続いた山脈の青が眺められました。 与謝野晶子『私の生ひ立ち』より引用
  • でもね、そのうち裸になって眺められているのが、気持良くなって来たのね。 池田満寿夫『尻出し天使』より引用
  • 陽が沈み、雲がおおっているので、壁の白さが、沈んだ色で眺められた。 松本清張『波の塔(上)』より引用
  • 明るくなり、自分の探すものを充分眺められるのをじっと待っている。 桐野夏生『OUT(下)』より引用
  • 学友の帰って行く勇ましい群が、そこの窓から町の一角まで眺められた。 室生犀星『幼年時代』より引用
  • 男に眺められることにも、ホテルのバーへ一人で入ってくることにもなれた感じ。 森瑤子『彼と彼女』より引用
  • 夫以外の男に、女として興味をもって眺められるという満足感だ。 森瑤子『彼と彼女』より引用
  • ここからは海を距てて深川一帯の人家の屋根が遠くに眺められるのだった。 松本清張『無宿人別帳』より引用
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