眠れる人

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  • このベッドはよく眠れる人にはほんとうに貴重なものであったにちがいないんですが。 原田義人『城』より引用
  • よく眠れる人には、このベッドが、実にありがたいに違いないですからな。 カフカ/谷友幸訳『城(下)』より引用
  • こんな状況で眠れる人の神経が、わたしには理解できない。 ドイル/永井淳訳『毒ガス帯』より引用
  • 彼は長老の寝室へはいって行くと、そのままひざまずいて、眠れる人に向かって額が地につくほどのお辞儀をした。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • いつでも、何処でも眠れる人なんです。 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』より引用
  • 枕木スリーパー、すなわち眠れる人スリーパーたちを常態でその床にきちんと寝かせておくためには、五マイルごとに一団の人々を配置しておく必要があると知って私はうれしい。 ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • 眠れる人、怖いことのない人、楽しい夢の見られる人は、どんなにかしあわせだろう。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • それというのも、五月の月に朝寝坊はいない、この季節はすべての優しい心を刺激して、眠れる人の眼をさまさせ、「早く起きて、五月祭をお守りなさい」と言うものだからね。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(上)』より引用
  • 眠れる人は覚めてこそ まことのやみを知るべけれ。 石川啄木『あこがれ 石川啄木詩集』より引用
  • ああ、のびのびと手足をのばし、よく眠れる人だったらねえ。 原田義人『城』より引用
  • 瀬谷は羨望せんぼう嫉妬しつとにたえない気持で、あたかも眠れる人を抱き起すように菊花へ近寄り身をかがめて鉢に手をかけた刹那せつな、不意に冷たい足でひやりと額をられた。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用