真に

全て 副詞
5,856 の用例 (0.03 秒)
  • 処が又真に全体なるものは吾々が之を此として指示することは出来ない。 戸坂潤『範疇としての空間に就いて』より引用
  • 真に教育を理想とするなら、学校の教師になる必要もないくらいである。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 深い愛を自分自身のうちに持っているもののみが、真に人類を恵み得る。 豊島与志雄『運命のままに』より引用
  • 生きている人間の胸中から真にほとばしり出る言葉が詩になり得ない事はない。 高村光太郎『自分と詩との関係』より引用
  • 当時真に余の心を知ってくれる人は、君の外にないと思うたのである。 西田幾多郎『我が子の死』より引用
  • これらはいずれも従前の表の結果よりも真に近いと思われる比率である。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • 二人が真に愛しているときは感謝と涙とにはなるが肉交にはならない。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • 自分に真に成功した確信あらば、あまり人の批評は気にならないものです。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • 私はこれを知ったとき、真に生まれて余り経験のない大衝撃を受けた。 石原莞爾『戦争史大観』より引用
  • 却って我々は己れを殺すことによって真に表現的になり得るのである。 三木清『哲学入門』より引用
  • それらの異常なる絵画は、見る人にとつては真に戦慄すべきものである。 萩原朔太郎『月に吠える』より引用
  • 直接に具体的なものは真に具体的でなく、却ってそれ自身抽象的である。 三木清『哲学入門』より引用
  • もし真に単純なる意識があったならば、そはただちに無意識となるのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 真に絶対に帰依したものは真に道徳を念とするものでなければならない。 西田幾多郎『絶対矛盾的自己同一』より引用
  • 真に人間らしい伴侶として婦人を求めている男にとっても苦痛を与えた。 宮本百合子『新しい船出』より引用
  • 我々は環境を形成してゆくことによって真に自己を形成してゆくことができる。 三木清『哲学入門』より引用
  • 本質的には表現作用的といっても、真に外に物を作るということはできない。 西田幾多郎『絶対矛盾的自己同一』より引用
  • 実に近代人はその愛国の誠意のみが真に生命を犠牲に為し得るのである。 石原莞爾『戦争史大観』より引用
  • 僕の心が真に対象を素直にうけ入れられるようになったのですね。 岡本かの子『高原の太陽』より引用
  • 真に入神の技であると思って、深い印象を刻みつけられたことであった。 寺田寅彦『錯覚数題』より引用
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