相容れないもの

183 の用例 (0.01 秒)
  • 吉田茂とは政治的立場において全く相容れないものがあったが、意外にも人間的にはウマが合う間柄だったようである。
  • ベルグソンの説によりますと、「笑いは決して感動とは相容れないものだ」と言うのです。 岸田国士『笑について』より引用
  • 聖書のメッセージと現実に起こっているインディオの不当な扱いは明らかに相容れないものであった。
  • ホロがそれを見て少し面白くなさそうにしたのは、角笛がオオカミとは相容れないものだからだろう。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅱ (電撃文庫)』より引用
  • 貧民宿泊所の仕事はすべて、現在のように改正されても、あらゆる自由の思想と全然相容れないものである。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • いったい、総合的な知性と、鋭利な達成は相容れないものなのか。 茂木健一郎『思考の補助線』より引用
  • これはカスティーリャ王国の「新ゴート主義」とは基本的に相容れないものであった。
  • こうした利害関係なるものがいつも科学の客観性と相容れないものでなければならぬと決めてかかることは、一つの先入見でしかない。 戸坂潤『科学論』より引用
  • 父親から受けている恩と、エマが父親に対して感じている愛情、それらと結婚とは相容れないものだ。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』より引用
  • それらは対立しているのではなく、相容れないものが補い合い、相互作用を及ぼし合うことで一つの世界を形成している。 機本伸司『神様のパラドックス』より引用
  • 横光は19歳の時から31歳の時までマルクスに惹かれていたが芸術上相容れないものと確信していた。
  • 神なんていうものは、機械や、科学的な医薬や、一般民衆の幸福などとは、相容れないものなんだよ。 ハックスリー/高畠文夫訳『すばらしい新世界』より引用
  • けれども実際はこの血縁的関係がそれらのものの生活内容を同じからしめているのだから、その結果として原則的には相容れないもの同士を、ある距離内に存在せしめているということには、なにか血縁的関係以外の要素があるのであろう。 今西錦司『生物の世界』より引用
  • 他と自分とを水と油の関係に置いて分離し、新理想主義の極致たる、世界人類を以て連帯責任の共存生活体と見る精神と相容あいいれないものです。 与謝野晶子『激動の中を行く』より引用
  • 戦略上チャーチルやモントゴメリーとは基本的に相容れないものがあったが、彼らとの関係を転覆することはなかった。
  • 彼は同誌に拠って社会主義者と無政府主義者とが必ずしも相容れないものではないと説き、ために一部の社会主義者の反対を買った。 戸坂潤『辞典』より引用
  • これはソフトウェアの改良によりコミュニティに恩恵をもたらしたり身近な人を助けることを目的としたフリーソフトウェア運動の精神とは相容れないものであった。
  • しかし、金庸の思想が共産党と相容れないものだったために、この申し出は拒否された。
  • そう、魔術師と教会は本来相容れないものだ。 奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works TrueEnd Brilliant Years』より引用
  • 二つは氷炭相容れないものだが、併しそのどちらかに態度を決定しなければならないというのが、現代青年の宿命なのである。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
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