相容れないものである

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  • 今日福音派友会徒は聖書は信ずべきもので、個人的な指導は、教義と矛盾するなら相容れないものであると信じている。
  • 観念論的歴史方法論が、歴史記述を自然科学的研究法と氷炭相容れないものであるかのように対立させたがるのも、だから必ずしも理由のないことではなかったので、ただこの仕方の根本的なナンセンスは、社会科学的分析を抜きにして、なお且つ歴史的記述をなし得るかのように考えた点に横たわっていたのである。 戸坂潤『思想としての文学』より引用
  • BMWデザインの目標と脱着式のドアは相容れないものであったので、替わりに引き込み式ドアが採用された。
  • 彼らは世慣れたと自称しまたそのことがたいへん立派なことであるように考えている人たちが重宝がる婉曲や紆説が、彼らの精神力の純粋とまじめと強さと相容れないものであることを無意識的に知っておる。 三木清『語られざる哲学』より引用
  • カラッチの才能は古典の作品を理想としたルネサンス美術とは相容れないものであったし、ドメニキーノの才能も宗教または神話上の主題を高く評価する対抗宗教改革時のローマではサポートを得るのが難しかった。
  • このように同種の個体同士はその生活内容を同じゅうするから原則として相容れないものであるにかかわらず、何故同種の個体というものがばらばらに存在しないで、ある距離内に見出されるのであるか。 今西錦司『生物の世界』より引用
  • 「ボール箱」はその内容が不倫を取り扱ったものであり、当時の倫理観とは相容れないものであった。
  • しかし過去一、二世紀の商業世界の諸国の穀物の価格を瞥見すれば、偏見のない人は誰も、これに反して、同じ時期には価格が著しく相接近していることを十分信ずることとなるであろうが、これは上記の記述の真実性とは絶対に相容れないものである。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • この危機に関する論文は、ワイルの形式主義の師であったヒルベルトの思想とは相容れないものであったが、1920年代になると、部分的ながら自身の立場をヒルベルトの思想と調和させるようになった。
  • しかし、長年の慣行をもち、徴収する経費の額なども各組合で異なっているなどの性質を持っていた公同組合は、全国画一的な総動員体制をつくろうとする政府の方針とは相容れないものであった。
  • この時代のORは理論化が十分ではなく、経験を定式化したものでもORによって導き出された結果と大同小異であった旨の反論もなされているが、廃止に至った主な理由は圧倒的戦力差を精神性によって打破しようとする当時の軍部の方針と相容れないものであったためと見られている。
  • こうした本紙の立場はフラニョ・トゥジマン率いるクロアチア政府とは相容れないものであった。
  • 学生からみれば、こういう熟語は、まったくもって謎みたいに見えるのであって、ということはとりもなおさず、そうした熟語の根柢こんていにある根本観念が、かれらの根本観念とまったく相容れないものであるからなのだ。 ハーン/平井呈一訳『東の国から』より引用
  • アルバロ・デ・バサンはこの海域でイラクの目標に対するアメリカ軍の攻勢作戦に支援を与えていたという話もいくつかあるが、これは当時のアスナール政権がイラク戦争に対して取っている公的姿勢と相容れないものであり、公式には否定されている。
  • 大阪では当時から府市あわせという言葉に象徴されるような二重行政が課題とされていたが、これへの対応策として太田は府が大阪市を吸収する「大阪新都構想」を、磯村氏は大阪市が府から独立する「スーパー政令市制度」を主張し、両者の掲げる政策は相容れないものであった。
  • シラードにとってそれは元々の原爆開発の動機と相容れないものであるだけでなく、科学者の研究チームの結束も、戦後世界の安定をも壊す行為だと思われた。
  • 変奏曲作品はロンド作品と同様に、作者の自由な和声・形式にとらわれない柔軟さと相容れないものであり、少年期の他1作以外には筆を止めている。
  • しかしながら、サイエントロジーには世界の主要な宗教、特にいわゆる唯一神信仰である宗教との信条、教義における著しい相違が見られるため、世界の主要な宗教とは相容れないものであるとされる。
  • なおこの嗜好は、微乳好きからすればいわゆるロリコンとは相容れないものであるとする解釈も強く、何も分からない少女に不埒な事をする様な事を想像しないでほしい、敏感なおっぱいが好きなのだ、と言ったところであるという。
  • 彼らの一族は偶像崇拝が支配的はカナン地方ではマイノリティーであり、互いの文化も相容れないものであった。