直ぐ下

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  • これでも仕方がない不足の分は先方むかふの様子を見てからの事とぐ下にりた。 国木田独歩『節操』より引用
  • 人々はわたくしたちの宿の直ぐ下の川にボートを浮かべた。 吉田絃二郎『八月の霧島』より引用
  • わたしのうちぐ下の村で、女房や娘は百姓をしていますよ。 岡本綺堂『影』より引用
  • 宿からは直ぐ下に当るのだが、廻り道をするから一町ばかりの距離になる。 木暮理太郎『黒部川を遡る 』より引用
  • 二階に上って、窓からあたりをながめていると、ふと直ぐ下の風呂桶に目が止まった。 尾崎一雄『暢気眼鏡』より引用
  • 搭乗員マーウィニーのパラシュートだけが、私の直ぐ下に小さく見えた。 吉田満・原勝洋『ドキュメント戦艦大和』より引用
  • その覗き窓の直ぐ下に大きなペンキ塗の犬小舎の屋根が月あかりに見えていた。 夢野久作『継子』より引用
  • 私も唇の直ぐ下を安全カミソリで切った経験がある。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • わたくしたちの部屋の直ぐ下は広い河になつてゐて、そこからは青い空も見え、河に臨んだ大きな建物も見えた。 吉田絃二郎『八月の霧島』より引用
  • 狹い家の中で鬱してくると、私は直ぐ下の男の兒をいぢめた。 若杉鳥子『梁上の足』より引用
  • 私の居た処は、小学校の直ぐ下で、表は広い草原であった。 宮城道雄『私の若い頃』より引用
  • そうして屋根の端の雨樋の処から顔だけ出して、直ぐ下の廻転窓越しに、部屋の中を覗き込んで見たのでした。 夢野久作『少女地獄』より引用
  • 道は庭の直ぐ下を通っていた。 シュトルム/石丸静雄訳『みずうみ・三色すみれ』より引用
  • しかも、自分達の居る室の直ぐ下に大寺がねて居るのです。 浜尾四郎『彼が殺したか』より引用
  • 屋形の直ぐ下は黄色い布を敷きつめたような蒲公英たんぽぽの原であった。 黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(上)』より引用
  • 障子の外へ出て見ると、中二階風ちうにかいふうに高く作られて、直ぐ下が稻田であると分つた。 上司小剣『東光院』より引用
  • 寺の石段の上からは、直ぐ下に暮の街が展開された。 若杉鳥子『棄てる金』より引用
  • 彼は直ぐ下へ降りていった。 横光利一『赤い着物』より引用
  • 棘突起の最上部の直ぐ下の前後の縁には嘴状の突起がある。
  • 喰べながらヴェランダの下を見るともなく見ていると、直ぐ下の畑の玉蜀黍とうもろこしが二三本、いやに揺れている。 中島敦『光と風と夢』より引用
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直ぐ下 の使われ方