目敏い

全て 形容詞
24 の用例 (0.00 秒)
  • 僕が前の縁先に立つと奥に居たお祖母ばあさんが、目敏めざとく見つけて出てくる。 伊藤左千夫『野菊の墓』より引用
  • この時もすぐに皇女が目敏く彼を見付け、歓声を上げて走り寄ってきた。 深草小夜子『悪魔の皇子 アストロッド・サーガ』より引用
  • 弥兵衛は目敏くおこなに気づいた様子で舟の上から片手を上げていた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』より引用
  • 目敏めざとい老人には、とっくに彼の姿は見つけられてしまっているはずだ。 貴志祐介『天使の囀り』より引用
  • 井田さんが入って来るなり、その推理作家を目敏めざとくみつけて声をかけた。 半村良『聖母伝説』より引用
  • お内儀は伊三次の台箱に目敏く気づいて驚いたような顔をした。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』より引用
  • 雄二はホテル前に停止したタクシーの中に、長谷川の姿を目敏めざとく見つけた。 高橋克彦『偶人館の殺人』より引用
  • 帯の下から出ているはしょりヽヽヽヽに少し皺が寄っているのに目敏めざとくお文は気づいた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • 中村が目敏めざとく棚のボトルを見つけて指差すので、朱美が取りに立った。 有栖川有栖『朱色の研究』より引用
  • 満腹した彼がちらっと腕時計に眼をやったのを、目敏く老人が気付いた。 中村正『元首の謀叛』より引用
  • 通りに打ち水をしていた小僧が、一町先の通りに目敏めざとくあるじを見つけた。 山本一力『損料屋喜八郎始末控え』より引用
  • 桜花壇さくらかだん」の前に車をめると、目敏めざとく例のおばさんが飛び出してきた。 内田康夫『天河伝説殺人事件(下)』より引用
  • 愛国者兵士の一人がこれを目敏く見つけて、即座に同僚の注意を喚起した。
  • 目敏めざとくそれを見つけた彼は立ち上ってそこへ歩いていった。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 1) 定吉七は丁稚の番号』より引用
  • お光が駕籠の中に誰がいるか、目敏めざとく見つけたのであった。 笹沢左保『雪に花散る奥州路』より引用
  • 単に不用心なだけではなく、眠りを妨げられるのは、目敏めざとい自分のほうなのだ。 森村誠一『致死家庭』より引用
  • ウェイトレスは目敏めざとくテーブルの濃いサングラスを見て口にした。 高橋克彦『春信殺人事件』より引用
  • だが、吉保は日常煩瑣はんさな書類の中から、目敏めざとく見たその届書の名を覚えていた。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用
  • 入ってきた女は、目敏めざとく、文吉の持っている駒に眼を止めた。 夢枕獏『風果つる街』より引用
  • 目敏めざとい客の一人が冷やかしたが、声高に話す客たちの声にかき消されてしまった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 03 ガロウ・ラン・サイン』より引用
  • 次へ »