目ざましく

全て 形容詞
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  • ところが一ツだけ目ざましく雄大で生気があるのは二ツの耳であった。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • しかし久兵衛の騎法は目ざましく大いにはえたので人々は前者を称揚した。 五味康祐『十二人の剣豪』より引用
  • 軍事行動のあとに経済行動が目ざましく続いて行く。 石川達三『武 漢 作 戦』より引用
  • この概念化構造は、目ざましくより多く実りある考えに人間の系統群関係の拡大を意味した。
  • 農民の生活は集団農場化で、目ざましく楽になって来ている。 宮本百合子『「モダン猿蟹合戦」』より引用
  • ドイツUボートの活躍かつやくは目ざましく、イギリスは経済的に非常な危険におちいった。 光瀬龍『紐育、宜候 SF〈太平洋戦争〉』より引用
  • 中でも、紅軍の副牌周謹の働きは目ざましく、彼の槍の前に立ちうる者はなかった。 吉川英治『新・水滸伝(一)』より引用
  • 辻に教わるようになってから、野枝の英語の上達は目ざましくなった。 瀬戸内晴美(寂聴)『美は乱調にあり』より引用
  • その日の半日だけでも、工事は、その前の五日分にもまさるほど目ざましくはかどり出した。 吉川英治『新書太閤記(七)』より引用
  • 同時に会社官庁等への女性の進出は目ざましく、加えて第一次世界大戦の勃発によってますますその傾向が強まった。 ウルフ/鈴木幸夫訳『波』より引用
  • 本来の芽を嫂の美に促進された性細胞が、複合的にその発育を目ざましくしている事にすぎないのであろう。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • その戦果は目ざましく、われわれはわずか一か月で支配地域しはいちいきを倍に広げ、また味方の損害も目に見えてっていった。 賀東招二『フルメタル・パニック!サイドアームズ02 極北からの声』より引用
  • 農業や牧畜業を主にしていた王政時代に比べて、工業商業海運業にまで手を広げたおかげで経済の発展は目ざましく、それにつれて入口も急速に増大する。 塩野七生『ローマ人の物語1』より引用
  • この鋭鋒は彼の裏庭のタケノコのように目ざましく成長した。 坂口安吾『文化祭』より引用
  • それからそれへと目ざましく発展するので、この頃では横浜見物も一つの流行はやりものになって、江戸から一夜泊まりで見物に出かける者もなかなか多かった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • そして、どの新聞にも、犯人は行方不明の勝一だろうというふうに書いていたが、事実はその裏面において、警視庁の活躍かつやくが目ざましく行なわれているのである。 横溝正史『空蝉処女』より引用
  • 自身を美容デザイナーという新しい言葉で飾っていたように既存の複雑な美容界の中に目ざましく進出しておられたようです。 松本清張『黒の回廊』より引用
  • これは中継放送だったが、電波技術の進歩は目ざましく、その前年すでに日本から世界にむけての国際放送がはじまっている。 加藤秀俊『一年諸事雑記帳(下) 7月~12月』より引用
  • たとい、敵に城を明け渡すことが近いうちのことであっても、その間に出来るだけの好成績を挙げたいということのみを念頭において働くものだから仕事は目ざましく運ぶ。 賀川豊彦『空中征服』より引用
  • だから何か特に目ざましく不埓な事をやらかすと、舞台裏でみんな大笑いしたもんだ。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅡ』より引用
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