的に何等

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  • もっとも私の考えと彼等との間には、外面的に何等の史的連絡はありません。 柳宗悦『民芸とは何か』より引用
  • そしてお前の生活には本質的に何等の変化もきたさなかった。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 早く云へば、舞台的に何等創造のない芝居は、新劇とは云へません。 岸田国士『演劇漫話』より引用
  • 一度愛した経験を有するものは、愛した結果が何んであるかを知っている、それは不可避的に何等かの意味の獲得だ。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • それにも拘らず、これ等の作家は、芸術的に何等価値のない作家であるといはれるだらうか? 平林初之輔『政治的価値と芸術的価値』より引用
  • 例えば今日新聞現象を論じるのにラジオを問題にせずには根本的に何等の断定を下すことも出来ないのである。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 自白には、その理由が具体的に何等説明されていない。 伊佐千尋『法 廷 弁護士たちの孤独な闘い』より引用
  • またよし彼等が全き人たらんことを目的としてゐるにしても、それが全人類的に何等の交渉のないものであつた時、無意味なものになつてしまふのではあるまいか。 南部修太郎『修道院の秋』より引用
  • それにも拘らず、これ等の作家は、藝術的に何等價値のない作家であるといわれるだろうか? 平林初之輔『政治的価値と芸術的価値』より引用
  • 知識は一般に言葉において表現されるが、そのことが知識にとって偶然的な、外面的なことでないとすれば、知識は本質的に何等か記号的な或いは象徴的な意味をもっているのでなければならぬ。 三木清『哲学入門』より引用
  • 而もそれが心理的に何等の情緒を誘起するものであつてはならないとすると、その印象の範囲は極めて局限されることになります。 岸田国士『演劇一般講話』より引用
  • 映画専門家からは、そんなものは映画的に見て価値はないと叱られ、文学者側からは、そんなものは文学的に何等生命のないものだとやつつけられるかも知れないが、それは、此の形式が悪いのではなく、僕の才能が足らないのだと云ひ得る自信だけは持つてゐる。 岸田国士『「ゼンマイの戯れ」に就て』より引用
  • 癇癪玉とか直接行動とかいうことは、一つの形を具え一つの方向を持ってるもので、時代的に何等かの政治思想を予想させるのでした。 豊島与志雄『水甕』より引用
  • これは一種のトートロジーだが、それに内容的に何等かの意味を与えようとするのが、アウトサイダーの企図であり冒険なのではあるまいか。 河上徹太郎『日本のアウトサイダー』より引用
  • その中、芸術的に何等問題とするに足らないものも若干はあるが、所謂ブウルヴァアル劇場と呼ばれる「社交劇場」に於てさへ、相当芸術的価値ある新作現代劇を上演してゐる。 岸田国士『新劇のために』より引用