白々しい

全て 形容詞
329 の用例 (0.01 秒)
  • ウィネは、せいぜい白々しらじらしくならないよう気をつけて、戦争屋に答えた。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第05巻』より引用
  • そしていやに白々しい空気の中を、娘をドアまで送って行った。 クイーン/石川年訳『フランス・デパート殺人事件』より引用
  • けれど朝の冷やかな大気は室に満ちていて、灯の色は白々していた。 吉川英治『源頼朝(一)』より引用
  • しかし、そうではございませぬでしょう、とは白々しくて言えない。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』より引用
  • しかし、法水は微動もせぬ白々しさで、いよいよ冷静の度を深めていった。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より引用
  • 一方でそんなことをいふかと思ふと、自分の方へ來ては莫迦に白々しいことをいふ。 徳田秋声『媒介者』より引用
  • 白々しくそう言い残すと、ビンを送り戻ってきたエレベーターに姿を消す。 虚淵玄『鬼哭街』より引用
  • いずれにしても白々しく華やかなのは、襖に描かれた桜だけだった。 岩井志麻子『夜啼きの森』より引用
  • 女房は白々しく鞭を振りながら、つまらなさうに風車の後をついてゐた。 牧野信一『ゾイラス』より引用
  • 駅前が白々しいほどににぎやかさを演じているだけに、痛々しくさえ思える。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 兄夫婦の間には、しばらく白々しい沈黙が過ぎて行きました。 海野十三『赤耀館事件の真相』より引用
  • 相変らず白々しい調子で、きまりきつたことを報告でもするやうに云つた。 牧野信一『夏ちかきころ』より引用
  • 白々しい蛍光灯の光に満ち、有線放送が場違いに明るい音楽を流していた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第13巻』より引用
  • どうしてこうも白々しく嘘をついていられるんだろう? 赤川次郎『半人前の花嫁』より引用
  • そんな白々しい娘がいっぱいいることは知っているけれど、Bさんは例外である。 田中澄江『なぜ愛なのか 十三の報告から』より引用
  • そんな白々しいことを、よりによって飢皿木博士の前で言う意味はない。 西尾維新『悲鳴伝』より引用
  • だが、そうした白々しさに対して、私たち人間同士はどうすることができるのか。 柴田翔『されどわれらが日々──』より引用
  • 外見について褒める機会が少ないから、白々しいと思われただろうか。 長嶋有『ぼくは落ち着きがない』より引用
  • 気を立てた女が云いすべらした言葉とは云え、人々の心が白々しく見えて来るのだ。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 何度聞いても同じ結果に白々しいにも程がある。 山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
  • 次へ »