白々しい顔

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  • しかし又すぐに何も知らぬ白々しい顔になって冷笑した。 夢野久作『継子』より引用
  • 稲村の件のときと同じように白々しい顔で嘘をついた。 馳星周『生誕祭(下)』より引用
  • 彼は時折り選手に向つて非常な大声で声援を送つてゐたのを僕はさつきから気づいてゐたのだが、僕は余り白々しい顔で見物してゐたので何か非難でもされるのぢやないかしらと思つたのだ。 牧野信一『大音寺君!』より引用
  • 今夜の藍ちゃんの、あの白々しい顔を見た? 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • 車を押しながら上田ノブは車の柄に手をかけている大場看護婦長の痩せたかたくなな背中を眺めて、すると彼女の胸に突然、この看護婦長の石のような白々しい顔を思いきりひきむいてみたい衝動が起ってくるのである。 遠藤周作『海と毒薬』より引用
  • こうして文字を並べて行き乍ら、どうして、こう白々しい顔をこしらえ上げて了うのかと私はいぶかる。 小林秀雄『考えるヒント 4 ランボオ・中原中也』より引用
  • その白々しい顔を、岸本は不気味に眺めました。 豊島与志雄『白蛾』より引用