白々しい

全て 形容詞
329 の用例 (0.01 秒)
  • 白々しらじらしいことを聞くことにかけては教会の聖職者の右に出る者はいない。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅸ 対立の町<下>』より引用
  • 三人でお互いを観察するような目で見て、どこか白々しい会話になる。 乙一『きみにしか聞こえない CALLING YOU』より引用
  • はなれていても見えない糸でつながってる的なアレだね、白々しらじらしいうそだけど。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 03 死の礎は生』より引用
  • 見破られて当然の白々しい間だったが、レナは気にする様子はなかった。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 02 綿流し編』より引用
  • いい姉上だと言ったのがいかにも白々しく、文四郎はその言葉に気がさした。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
  • 心の中は見物が帰って行った跡の劇場のように空虚で、白々していた。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • 自分の見て来た女達が同じように辛い運命からしょうを抜かれた白々しさ。 岡本かの子『高原の太陽』より引用
  • 列車の去った後急に白々したホームを冷たい早春の風が吹き抜けて行った。 森村誠一『分水嶺』より引用
  • と白々しいうそをつく男がいたけど、うれしくってビールをおごっちゃった。 林真理子『夢見るころを過ぎても』より引用
  • 白々しい・・・・・・すごく白々しいぞ秋葉・・・・・・勘弁してくれ。 奈須きのこ『歌月十夜 32 氷結の夢』より引用
  • だけど、その言葉が白々しいということは、わたしにもわかっていた。 大石圭『檻の中の少女』より引用
  • 無事だといいですね、なんて白々しらじらしいことを言う必要は、今の僕になかった。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 02 善意の指針は悪意』より引用
  • 金の百円も持って帰ったのなら、こんな白々しい人達ではあるまいと思える。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 自分たちに都合がいいとなると、どんな白々しいことでもいう彼らでありました。 海野十三『豆潜水艇の行方』より引用
  • 政治的実践そのものが、妙に白々しくうとましいものに思えるのだった。 中野好夫『世界史の十二の出来事』より引用
  • この時は支倉は第二回の訊問の時程白々しい態度は執っていなかった。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 彼女は頷いたが、何を頷いたのか私にも分らず、ただ白々しい気持ちになった。 豊島与志雄『憑きもの』より引用
  • お柳は笑いながら這入って来ると、白々しいとぼけた顔で彼にいった。 横光利一『上海』より引用
  • そしてそのことがバレると、白々しい嘘をついて言いのがれようとする。 清水義範『家族の時代』より引用
  • 白々しい大人の世界は、そうやってみんなで回していくしかない。 竹宮ゆゆこ『とらドラ・スピンオフ! 第02巻 虎、肥ゆる秋』より引用
  • 次へ »