痩せる

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  • 以前よりはまたせて、色は一層の蒼白あおじろさを加えているもののようです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 少しせて身長せいの高い先生は笑顔えがおを見せて僕を見おろしていられました。 有島武郎『一房の葡萄』より引用
  • 女のほうは四十前後の痩せて小さい、身なりのきちんとしたひとでした。 太宰治『ヴィヨンの妻』より引用
  • そしてそういう痩せ方をする身体のうちには、夢見るような魂があった。 豊島与志雄『秋の幻』より引用
  • 食事制限をしながら激しい運動を続ければ、せるに決まっているのだ。 大迫純一『ゾアハンター 03 復讐のエムブリオ』より引用
  • 横顔は著しく痩せてはいたが、やがて死ぬ人とも見えなかったのである。 寺田寅彦『やもり物語』より引用
  • この仕事にとりかかってから、遠野は少し痩せて顔に疲れがにじんでいた。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
  • おどかされて二階へ上がって寝ましたが、ますますこれから痩せるばかり。 今村信雄編『古典落語(中)』より引用
  • 木山は青年の時よりずつと痩せてはゐたが、少しも病人らしくなかつた。 林芙美子『濡れた葦』より引用
  • それでも疎開児童が帰って来たときに、親は涙をこぼすほど痩せました。 宮本百合子『美しく豊な生活へ』より引用
  • 痩せた男は其処にあるこしかけに手をさしながら内の方へ顔を向けて言った。 田中貢太郎『陳宝祠』より引用
  • 愛妻を失って憂愁の生活をしている痩せた叔父の姿が彼の頭に映った。 豊島与志雄『恩人』より引用
  • 彼は姉が以前より少し痩せて、いくらかでも歩き振りがよくなったと思った。 梶井基次郎『城のある町にて』より引用
  • 猫は目に見えて痩せて行きながら、めのさかなの骨などをあさつてゐた。 芥川竜之介『貝殻』より引用
  • 一弥の後ろには、二十代半ばぐらいと思われるせた男が立っていた。 桜庭一樹『GOSICK 第5巻』より引用
  • 痩せてはいるがやはり老人のように背の高い老婆が茶を持ってきた。 田中貢太郎『虎媛』より引用
  • 日本程ではありませぬけれども、非常に痩せて居る土地が多いのであります。 井上準之助『最近欧米に於ける財政経済事情』より引用
  • 庭では痩せた少年と肥った少年が、昨夜と同じように角力を執っていた。 田中貢太郎『庭の怪』より引用
  • 痩せて色黒の妻は、美希にもお茶にも目をくれずに相原に食い下がった。 村山由佳『星々の舟』より引用
  • その二枚の紗の羽根に、せた細長い男の顔がぼんやりと浮かんでいた。 山田風太郎『忍者六道銭』より引用
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痩せる の使われ方