痛ましい

全て 形容詞
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  • 普通の湯治客には何でもないほどの酒と女とが私を痛ましいものにする。 種田山頭火『旅日記』より引用
  • 痛ましい事件というものは、美しい者をますます美しくするのであろう。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(下)』より引用
  • 彼女の遺体を実際に見て、私の胸に改めて痛ましさがわきあがってきた。 西村京太郎『浅草偏奇館の殺人』より引用
  • しかしグランテールはまだそういう痛ましい状態には達していなかった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • どちらを考えても、後に残される痛ましい自分自身の姿が見えてきた。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • そして彼がのがれてきたも一つの住居と痛ましくもごく似寄っていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • もしそんなことになれば、今のつきあいは痛ましい結果に終ってしまう。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』より引用
  • そしてその希望はほとんどないという痛ましい不安が、私を襲いました。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • 痛ましかったけれど、私は彼女のそばをついて歩くことしかできなかった。 乙一『GOTH リストカット事件』より引用
  • それほどの大猪だったから、大勢の者を痛ましい火葬へと送ったものだ。 ホメロス/呉茂一訳『イリアス(上)』より引用
  • 被害者家族を思えば痛ましいことだが、それはほとんど不可能に近い。
  • スーパーの階段を登り降りしながら同じ遊びをしているのが痛ましい。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • この痛ましい知らせが彼女と同じくらいわたしを悲しませたとはいわない。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • 老人には老人の痛ましさがあり、幼な子には幼な子の痛ましさがあった。 三浦綾子『泥流地帯』より引用
  • 薄ら明かりの中に、彼は自分の顔に接してる痛ましい顔を見てとった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 多くの利己的な者らと悲惨な者らとに、痛ましくも当面してるのである。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • その離散した感じが作者の神経に触れて痛ましい気持を起させたのである。 平野万里『晶子鑑賞』より引用
  • これは痛ましい事故なのか、それともそれ以外の可能性を考えるべきなのか? 遠藤徹『姉飼』より引用
  • それがいまでは、誰よりも短命なうえに、また痛ましい目にあおうとは。 ホメロス/呉茂一訳『イリアス(上)』より引用
  • 彼は太いふちのめがね越しに、痛ましげな目つきで、私の顔を見つめた。 都筑道夫『猫の舌に釘をうて』より引用
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