痛々しい

全て 形容詞
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  • なによりもその毅然とした姿が、夫を失った直後だけに痛々しく見える。 平岩弓枝『御宿かわせみ 30 鬼女の花摘み』より引用
  • それは全然笑っているように見えなくて、痛々しい感じのする表情だった。 野村美月『文学少女シリーズ12 “文学少女”見習いの、傷心。』より引用
  • 痛々しく着飾った幼い少女達が彼の館に連れてこられるようになった。 伏見健二『サイレンの哀歌が聞こえる』より引用
  • その痛々しい若い侍の室を出たお角は、しきりに小首をかしげていました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 常子はその話を、痛々しいほどの努力で事務的にしやべっているようだった。 半村良『闇の中の黄金』より引用
  • それは神経を極度に疲労させる、痛々しい緊張の連続する日々であった。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 饒舌にならずにはいられない北原の気持ちが、痛々しくてならなかった。 三浦綾子『続・氷点』より引用
  • 安田の頭からは血が流れ、痛々しい姿でグッタリとなってしまっている。 山田悠介『パズル』より引用
  • 明るく健康的な彼女の笑顔は、僕の目には脆く痛々しいものとして映る。 三雲岳斗『少女ノイズ (光文社単行本)』より引用
  • それが呼び込み口に坐つて客を呼んでゐる姿は、あまりに痛々しかつた。 下村千秋『天国の記録』より引用
  • 然し冬の寒い時など、それは可なり彼女にとって痛々しい仕事であった。 豊島与志雄『田原氏の犯罪』より引用
  • そんな痛々しい様子がその時まざまざと葉子の目の前にちらついたのだ。 有島武郎『或る女』より引用
  • そんな痛々しい様子がその時まざまざと葉子の眼の前にちらついたのだ。 有島武郎『或る女』より引用
  • 傷やあざだらけの体が痛々しく、生きているのかどうかもわからなかった。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第09巻 女神に捧ぐ鎮魂歌』より引用
  • そんな彼を相手にしていると、痛々しさに気が滅入ることさえあった。 近藤絃一『したたかな敗者たち』より引用
  • 七月生まれのものが突然痛々しい死を迎える危険性がある位置だという。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 04a ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上)』より引用
  • 大きな頭を細い首にのせた二人の子らの痛々しさ、そしてたのもしさ。 神谷美恵子『神谷美恵子日記』より引用
  • 小学校の卒業アルバムなど、今の僕は痛々しくて、とても見ていられない。 西尾維新『化物語(下)』より引用
  • 僕は目の前を通りすぎる妙に痛々しいカンナの姿をぼんやり眺めた。 山下卓『BLOODLINK 第01巻』より引用
  • 十八歳の将軍が、ぬれねずみになって馬にのっている姿は痛々しかった。 大宅壮一『炎は流れる3 明治と昭和の谷間』より引用
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