病む

全て 動詞
565 の用例 (0.01 秒)
  • でも、病む力によって死へ向かう力を生に向かう力に転換する人もいる。 田口ランディ『ハーモニーの幸せ』より引用
  • 我々はむしろ健常な人間の中で一人病んでいる方が、まだ気が楽なのだ。 中島らも『今夜、すべてのバーで』より引用
  • こうなったのならなったで、いちいち気に病んでいても仕方がないのだ。 眉村卓『不定期エスパー3』より引用
  • 醜形恐怖とまでは言わないが、本人もずっとそのことを気に病んでいる。 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』より引用
  • 文化六年の春の初には、前年の暮に又病んでゐた蘭軒が回復したらしい。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • 病みぬる人は思ふこと 身のやまひをばきとして すべてを思ふ習ひなり。 与謝野晶子『晶子詩篇全集』より引用
  • そのため私が病んでいるのは事実ですが、死ぬのは別の原因からです。 ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(4)』より引用
  • 肉体の死は彼らの病んだ魂をより純粋な平和な世界へ開放するだろう。
  • 自分たちが病んでいるというなら、その病気を武器にすればいいのだ。 石田衣良『アキハバラ@DEEP』より引用
  • 王弁は手伝おうと思うのだが、病んで汚れた体に触れることが出来ない。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • 父はそれを気に病んでから発狂し、一生を癲狂院で終ってしまいました。 小栗虫太郎『後光殺人事件』より引用
  • 亮太郎でさえ、もう古登代の言葉や表情を気に病む暇がなくなっていた。 平岩弓枝『鏨師』より引用
  • 病んだ時にも達者な時にも、あんたのためにしてくれる人は一人もいねえ! ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』より引用
  • もっとも、おようはそんなことなど少しも気に病んだことはなかった。 宮部みゆき『かまいたち』より引用
  • そして彼女は昨日の朝、父が私どもに何を話したかをひどく気に病んでいた。 クリスティ/松本恵子訳『エッジウェア卿の死』より引用
  • 口ほどには気に病んでいる様子もなく、横に並んだ東が顔を覗き込んでくる。 畠中恵『百万の手』より引用
  • 私の身も心も病んでいると意識する、その私の意識が病んでいる筈はない。 小林秀雄『考えるヒント 2』より引用
  • 我等の肉体はある意味から言えば絶えず病みつつあるのかも知れない。 島崎藤村『新生』より引用
  • もしこの沼を見た者があれば、それがもとになって病んで死ぬそうである。 柳田国男『遠野物語 付・遠野物語拾遺』より引用
  • 彼女は今夜のことで西尾から嫌われたのではないかと気に病んでいた。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 2) 七瀬ふたたび』より引用
  • 次へ »