疚しい

全て 形容詞
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  • 仕事に便乗して佐織と旅に出ることにやましさを感じないわけにはいかない。 泡坂妻夫『死者の輪舞』より引用
  • 己れにわずかでもやましいことがあれば、すくみあがるであろう視線だった。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 誰が見ても、自分自身に疚しいところがあるのを隠せない態度である。 吉村達也『ワンナイトミステリー2 「カリブの海賊」殺人事件』より引用
  • ある時まではそれに疚しさを感ずるように思って多少苦しんだことはある。 有島武郎『想片』より引用
  • あなたは自分が疚しいものだから、私にもけちをつけたいんでしょう。 豊島与志雄『或る男の手記』より引用
  • 麦子は順一をだましているようなやましさから彼にいつも気をつかっている。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • 人に見られて見苦しい様なこともせず、顧みて自らやましい様なこともせぬ。 伊藤左千夫『野菊の墓』より引用
  • なにも疚しいことがないなら、見られたって別に構わないはずでしょ? 暁works『るいは智を呼ぶ② 花城花鶏』より引用
  • 自分の心の中にある疚しいものを、一挙にほじり出されたような気がした。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • 一抹の疚しさを除けば、べつに異常なことをしているという意識はない。 安部公房『箱男』より引用
  • と、疚しさを持った眼は、ほッとしたように、他のベッドに向いた。 黒島伝治『氷河』より引用
  • 横暴な男が身の内に抱くやましさと寂しさが滲み出たような一節である。 高井有一『立原正秋』より引用
  • 僕は、今は疚しさを無視して、ななこを利用しようとしていた。 MASKMAN『ボヘミアンガラス・ストリート』より引用
  • しからば第三階級に踏みとどまっていることにやましさを感じないか。 有島武郎『想片』より引用
  • 然し云ってるうちに、自分の方に或る疚しい点が感じられてきた。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • 言葉とは裏腹に、時臣の表情には綺礼を見限ったやましさなど微塵もない。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」』より引用
  • 意志の力では隠しきれないやましさのようなものが、その表情には浮かんでいるように見えたのだ。 乾くるみ『Jの神話』より引用
  • そうだとも、疚しさを感じなければならないのは、ぼくではない。 安部公房『他人の顔』より引用
  • そんなことをいうときの克彦の表情には、何のやましさもなかった。 三浦綾子『病めるときも』より引用
  • でも、こっちは、なにもやましいことをしているわけではないから、安心である。 青木雨彦『ことわざ雨彦流』より引用
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疚しい の使われ方