疑い深い

全て 形容詞
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  • 疑い深くなった彼は、自分は充分納得した上でなければ秘密を売らない。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『悪魔の発明』より引用
  • ところが、残った連中がおれを疑い深そうな眼で見て信用しようとしないんだ。 ヴェルヌ/土井寛之・荒川浩充訳『少年船長の冒険』より引用
  • これだけの事実はいかなる疑い深い人でも認めないわけにはいかないだろうと思う。 寺田寅彦『相対性原理側面観』より引用
  • 母は年を取れば取るほど、ますます疑い深くなって行ったような人であった。 島崎藤村『食堂』より引用
  • そして、およしなさいましといわんばかりに、疑い深そうに一空さまを見た。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • それ等に彼女は疑い深い眼を向けずにはいられなくなった。 宮本百合子『我に叛く』より引用
  • 何にも知らないKはただ沈んでいただけで、少しも疑い深い眼を私に向けません。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 教授もたちまち動揺を押し隠し、疑い深い眼つきでおれをにらみつけた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター09 エイリアン京洛異妖篇』より引用
  • 彼女は、心の奥底まで見ぬくような、疑い深そうな目を男のほうに向けた。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(下)』より引用
  • 疑い深い連中は、この作品がホーマーの手になるものであることを疑った。 ビアス/奥田俊介・倉本護・猪狩博訳『悪魔の辞典』より引用
  • なんにも知らないKはただ沈んでいただけで、少しも疑い深い目を私に向けません。 夏目漱石『こゝろ』より引用
  • 老人はひどく疑い深そうな目で警部を見つめていました。 ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(4)』より引用
  • それがなくなっているのを発見したら、教授が疑い深くなるかも知れないと思いました。 フーリック/大室幹雄訳『中国湖水殺人事件』より引用
  • 女の性格はたいへん不安定だから、怒った女の行動には男は疑い深くなるものだ。 ダイン/井内雄四郎訳『ベンスン殺人事件』より引用
  • ふいの国際電話に、「受けの山さん」も疑い深くなっているのかも知れない。 城山三郎『勇者は語らず』より引用
  • 父は疑い深くなってもよさそうなものなのに、かえっていよいよ信用するようになりました。 原田義人『城』より引用
  • 花も画集も、この部屋のアクセサリーのように、私の疑い深い眼に映った。 吉行淳之介『私の東京物語』より引用
  • 疑い深げな浮名は、まるで興味が湧かないと言いたげに湯の中に戻る。 五百香ノエル『天秤座号殺人事件』より引用
  • 田舎いなか者のように疑い深くなっていて、自分の品を盗もうとしてる者ばかりのように考えられた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • ところが、家内は長い年月私の疑い深い注意など、全く知らぬ風であった。 佐藤垢石『盗難』より引用
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