疑い

全て 名詞 動詞
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  • 私は母を信仰していましたから母の言うことは少しも疑いませんでした。 国木田独歩『女難』より引用
  • その時の彼の眼には必然の結果としていつでも軽い疑いの雲がかかった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • それはまだ疑いという程度のものであろうも、危険の程度は同じである。 久生十蘭『黒い手帳』より引用
  • これは疑いもなく愛の存するところには何処にも観察される現象である。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 自己の説を絶対的と主張する科学者は疑いの眼をもって見られるであろう。 三木清『哲学入門』より引用
  • 物理学は他の科学と同様に知の学であって同時にまた疑いの学である。 寺田寅彦『知と疑い』より引用
  • 警官はこの絵が描かれた時の亜太郎の所在に対して疑いを集中して行った。 大阪圭吉『闖入者』より引用
  • そこで最初に、犯人の疑いを、あの黒猫にかけはじめたのは母であった。 島木健作『黒猫』より引用
  • この煙草が死んだ男の巻いたものであることは疑いの余地がありません。 フリーマン・リチャード オースティン『オスカー・ブロズキー事件』より引用
  • 最初はなにか夕焼の反射をでも受けているのじゃないかなど疑いました。 梶井基次郎『橡の花』より引用
  • 誰にも金を儲けることができるかということについては、私は疑います。 内村鑑三『後世への最大遺物』より引用
  • 辻に対する私の持っているというその愛にその時始めて疑いを持ちました。 伊藤野枝『「別居」について』より引用
  • 記者の疑いのまなこがそれからそれへ飛んで行く理由もうなずかれるであろう。 夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』より引用
  • しかし人口の非常に急速に増加しつつあることには、ほとんど疑いはない。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • この土地の開墾については資金を必要としたことに疑いはありません。 有島武郎『小作人への告別』より引用
  • しかし若干は疑いもなくこれら報告の性質に帰せらるべきものである。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • それ以来、彼女は僕の所に来るまで全然さだ子を疑い怪しんでいたんだ。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • これらの上にまた私は最近二つの極めて一般的な疑いの原因を加えたのである。 三木清『省察』より引用
  • なぜこんなにまで思うのであろうかと院は御自身をお疑いになるほどであった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • そうして運命がわざと私を愚弄ぐろうするのではないかしらと疑いたくなる。 夏目漱石『硝子戸の中』より引用
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