疎ましい

全て 形容詞
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  • その疎ましさは、彼女が自殺したことを知ったその瞬間まで続いていた。 小池真理子『墓地を見おろす家』より引用
  • あるいは自分が生まれたことさえもが疎ましかったのかも知れない。 上遠野浩平『あなたは虚人と星に舞う』より引用
  • それまで親しかった子たちも、どこか僕をうとましく思っているようだった。 乙一『死にぞこないの青』より引用
  • ユミはそんな錦蔵が疎ましくもあったが、わずかな哀れみも抱いてはいた。 岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』より引用
  • そのためプレイヤーの多くに疎ましく思われる存在になっている。
  • この世で彼を疎ましく思う人などひとりもいないように思える。 梅田みか『愛人の掟2』より引用
  • 彼も女を疎ましいと思っているのだから、それでいいともいえる。 浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』より引用
  • いつも真っ正面からものを見る視線が、今はたまらなく疎ましく思えた。 麻生俊平『ザンヤルマの剣士 第二巻』より引用
  • それが大人の常識で、大人の常識というやつは、いつだってうとましい。 樋口有介『ろくでなし』より引用
  • 彼は、私の視線を疎ましそうに避けると、そそくさと神社から出ていった。 板東眞砂子『蟲』より引用
  • 後年はレコーディング活動を疎ましく思うようになっていったといわれる。
  • が、そんなとき、彼女を少しだけ疎ましく思うことがないわけではなかった。 川島誠『もういちど走り出そう』より引用
  • だが、ゆみ子はいま自分に向けられている男の眼を、疎ましく感じた。 吉行淳之介『技巧的生活』より引用
  • 萬次郎は益々あいに熱を上げると共に、すえを疎ましく感じ始めていた。
  • それでたちまち、わたしという存在が疎ましく思えるようになった。 松岡圭祐『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』より引用
  • 己が身に与えられた巨大な権力を、ことさらにうとましく感じて。 小川一水『時砂の王』より引用
  • 実際、癌にかかるというのは、罪を犯すに似たうとましさに違いありません。 石原慎太郎『生還』より引用
  • それにひきずられるように昭夫も老いた母親をうとましく思うようになった。 東野圭吾『赤い指』より引用
  • 自分の過去を知る男は、たとえ実の兄貴でもうとましいというわけだ。 永瀬隼介『サイレント・ボーダー』より引用
  • 王宮の事実上の支配者を目論もくろむペールゼンが疎ましく思うのも当然である。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第01巻 「放浪の戦士」』より引用
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