畏い

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  • 最初は怖れていた村の子供も、今はこの犬を畏愛いあいするようになっている。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • その敷地として畏くも高松宮様から御所有地を賜わるということである。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 古い女中は、畏りました、と云ったが、面白くない顔をして出て行った。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 中国では、「敵敵畏」などの名で農業用殺虫剤として広く使われている。
  • だがこれまでの私の生涯にそのように懐しく畏るべき場所も建物もなかった。 日野啓三『聖岩 Holy Rock』より引用
  • おそるべき親方のお角さんでさえも、こういうことは言わなかったはずです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • われ知らず頭がさがって、心より先に身体が平たくかしこまったように見えた。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • それは、かしこきあたりから逆賊信長を討てとの勅状ちよくじようが下ったからであろう。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・本能寺の変』より引用
  • 新たに任命された譲員には、新興勢力に属す有力家門の家畏が多かった。 塩野七生『ローマ人の物語1』より引用
  • 息が詰まるほど畏ろしいのだが、見たこともないほど美しかったから。 諸口正巳『不死身のフジミさん 殺神鬼勧請』より引用
  • 一同の案じるところもよくわかっているが、勅命、かしこんで行くしかない。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 次郎がかしこまっていると、御簾の中では悪戯いたずらっぽくくすくすと笑う声がした。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 敬太郎は広いへや真中まんなかかしこまって、主人の足音の近付くのを窮屈に待った。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • 暴行などいうのとはくらべものにならない、おそるべきことばであった。 石川淳『焼跡のイエス・処女懐胎 他』より引用
  • 畏作が腕を組んだとき、それまで黙って聞いていた源吉が、静かに口を開いた。 三浦綾子『病めるときも』より引用
  • インドから唐にやってきた善無畏と唐の学僧たちによって724年に漢訳された。
  • 少し離れたところに、髭面の小頭こがしら法体ほつたいの海念坊とがかしこまって控えていた。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • それは禁忌あるいは畏忌の考え方と結びついていたと考えられている。
  • もう二人、背広姿の若い男がいて、これは婦人の前にかしこまっていた。 海野十三『西湖の屍人』より引用
  • 参謀長副官泉可畏翁は緊張気味に、うるさ型の参謀長就任を待ち受けた。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用

畏い の使われ方