由上
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書きながら明日から開かれる議会で、官庁の補助金を出しているこういう会は多く打ち切りになるというから、この金も出ないことになるような気がして仕方がない。そのあと、近藤君に言われた朝鮮の某誌のための原稿として、由上氏の「鉄蹄夜話」の朝鮮の部についての随筆を七枚目まで書く。独軍はメリトポリを撤退した。
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故にラーマーヤナ譚が三国の世既に支那に入りいたとはちょっと気付いた人がなかったと見える。ハヌマン猴はかく羅摩に精忠を尽して神物と崇めらるるから、インド人はこれを殺すを大罪とする由上に述べた。テンネントの『錫蘭博物誌』にいわく、インド人はハヌマン猴が殺された処に住む人はやがて死ぬばかりか、その骨を埋めた地上に家建てても繁昌せぬと信じ、必ずまず術士を招き、きっとその骨が土中になきと占い定めた後家を立てる。
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