用だと
全て
動詞
18 の例文
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わたしは知人たちの便宜をはかるだけで、ほかの者には用だてませんよ。
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又之助がきいてきたところによれば、藤紫が自殺しようという羽目になったのは、間夫に裏切られたためだった。間夫にねだられるままに用だててやった金がなんと六十五両にも達してしまった。その全額が見世からでているので、藤紫は若松屋に六十五両もの借金がふえたことになる。
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「この紋弥の命、もはやないものとあきらめてほしい」 苦境に陥った朝倉主馬を、このままほっておけることではない。三十五両は、主馬が紋弥のために用だててくれたものにまぎれもなかった。「そなたをめとる以前のことだ」 紋弥はまだ若いが、算勘に長じている点を買われて、早くから勘定方の一員に加えられ上役からも信頼されて、公金を扱うこともしばしばだった。
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夫が出かけて行ったのは、その用だったのかもしれない。いや、あの間に電話があったとすれば、それは宏造からだったに違いないのだから、まず間違いあるまい。
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今、君が金がいるといっても、それを用だてるだけの現金も商品も手もとにはない。だからね、君、やってみようじゃないか、 このヴェニスの町で、ぼくの信用がどのくらい物をいうかためしてみよう。
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この気持のやり場がない。靖子の急用というのは男に会う用だったのではないのか。靖子は二十八歳、結婚経験がある。
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「それじゃ、オレお風呂に入らなきゃなんないから」 カッちゃんはまだ何か言っていたが、亘はさっさと電話を切った。邦子が、小村君は何の用だったのと尋ねたので、何とかカンとか適当に答えた。そして自分の部屋に入った。
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「門のところで、ふくに会いました」 食事が終わって、やっと気分が落ちついたところで文四郎は言った。「何の用だったのですか」 「お米を借りに来たのですよ」 と登世は言った。
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ほかでもないんだ。お金を三十両ばかり用だててもらいたいんだが、どうだい?
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こんな所に何か用だったんですか?
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私に何か用だったんじゃないの?
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僕に用だったらしいんですがね。
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まだ二十代の若い母親で、活動的というのか、幼稚園の父母の会でも幹事をつとめていた。沼田さんは幼稚園の反対側に住んでいるのに、ここへ何の用だったのかしら、と紀子は思った。しかも、六階からエレベーターに乗って来た。
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そんな時、桂さんと会ったのよね?で、フィルムとは無関係の用だってわかったから、薔薇の館にいることを教えてあげた。笙子ちゃんはというと、しばらくはクラブハウスにいたけれど、そのうちじっとしていられなくなって、徘徊し始めた。
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ありがとう、姉さん。それが一つ目の用だったんだ。
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そんな時間に、なんの用だったのだろうか?あの少佐が、夜中に私用の電話をかけてくるとも思えない。
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どこの何者かな。私になんの用だったんだね?
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