生来

全て 名詞 副詞
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  • おそらくそれが生来のものなのか、やくざのような感じのする男である。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • この能力は生来のもので幼い頃は自らの能力を勘であると思っていた。
  • 林は生来せいらい気のいい男で、山尾に同情的な、ほとんどただ一人の刑事だった。 赤川次郎『冬の旅人』より引用
  • 私は生来、どんな徳義観をもってしても自分を縛ることが出来ないのだ。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 生来の酒乱で、一旦酒を飲むと大の男衆でさえ手がつけられなくなった。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • 生来の目の早さと勘のよさで、自分と同じ不穏な気配を感じ取っている。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • 彼女が、生来まだかつて知らぬ、清純な恋そのものでなくてはならない。 長谷川時雨『一世お鯉』より引用
  • 彼女の気性とわたしのそれとのあいだには生来の対立があったにちがいない。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • 緊張に耐えかねて生来の少し意志の弱いところがあらわれたのだ。 フィルポッツ/井内雄四郎訳『闇からの声』より引用
  • ただ実はそれは演じているものでなく、生来のものだったのですが。 アンデルセン/katokt訳『絵のない絵本』より引用
  • 父英教のたび重なる説得と生来の負けず嫌いの性格がむきだしになった。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用
  • 翡翠は生来の真面目な性格から、相手の指を注視し続けてしまったのだ。 奈須きのこ『歌月十夜 20 夢姫』より引用
  • 西欧系の移民の犯罪率については生来のオランダ人のそれと限りなく近い。
  • しかし生来から病弱で、幕府の任にほとんど勤めることができなかった。
  • その構造から生まれる生来的な性能として、英語は客観をめざす言語だ。 片岡義男『日本語の外へ(下)』より引用
  • 生来の素直さと性格からか、ほうっておいたら弟子よりも弟子らしくしかねない。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅷ 対立の町<上>』より引用
  • それはきわめて当を得た復讐であり、彼の生来の性格にぴったりしていた。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • しかしその顔に刻まれた、生来のものと見える愛想の良さは崩れていない。 乾くるみ『Jの神話』より引用
  • 生来、自分の感情を腹にとめておくことができない性格であった。 茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実-』より引用
  • また生来病弱であったため軍役にも参戦しないことがあったという説もある。
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