生憎な事

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  • ところが生憎あいにくな事に舞台の背後が、一面の竹藪になっている。 夢野久作『梅津只円翁伝』より引用
  • 生憎あいにくな事にはそんな場合に限ってかどうかわかりませぬが、とにかく相手の鼻は何等の表現を見せませぬ。 夢野久作『鼻の表現』より引用
  • ところが又、生憎あいにくな事にこの事件が、だんだんと新聞の註文にまりそうになって来た。 夢野久作『近眼芸妓と迷宮事件』より引用
  • 何とかして記事で正誤、訂正するか、取消しにする方法は無いものかと考えたが、生憎あいにくな事に写真ばっかりは一度掲載したが最後、取返しが絶対につかない事を覚った。 夢野久作『山羊髯編輯長』より引用
  • しかるに生憎な事にこの両君の新研究発表と時を同じゅうして、これも極めて偶然に、従来の再建論者の巨頭だった小杉老先生が、両君の発表とは没交渉に美術院において、その得意の再建論を講演せられたのであったからたまらない。 喜田貞吉『法隆寺再建非再建論の回顧』より引用
  • ところが生憎あいにくな事に、そうした中風患者の脳髄を病理解剖に附した結果を見ると、いつも豈計あにはからんやの正反対になっている。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • だが生憎あいにくな事に、旧暦八月は大雨暴風の季節である。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用